『小諸消防署 倒壊建物救助訓練(15.11.20)』
19日(木)と20日(金)の2日間、
解体中の旧小諸市役本庁舎を使用した
救助訓練が行われました。
20日(金)には、小諸消防署の署員およそ20人が参加し、
大地震で倒壊した建物の中に閉じ込められた
要救助者を救助するという想定の下、
訓練を行いました。
しっかりと訓練するように。
この訓練は、実際の倒壊現場に近い状況で訓練を行おうと、
小諸消防署によって企画されたものです。
現在、旧庁舎の解体を進めている、
清水・竹花工業特定建設工事共同企業体の協力を得て
この訓練が実現しました。
この日隊員たちが行ったのは
震災現場などで建物の倒壊により
生き埋めになった人を探し出し、
床、壁などの鉄筋コンクリートを破壊して入り口を作る
「ブリーチング」と呼ばれる技術を使った訓練です。
訓練では、ハンマードリルで床に穴をあけ、
簡易画像探査装置を差し込んで、装置と目視で、
真下に要救助者がいないか確認していきます。
確認が取れると、
床に搬送器具と要救助者を通すために必要とされる
一辺が90センチメートルの三角形の入り口を
作っていきます。
隊員たちは、粉じんが舞わないように水をかけながら
エンジンカッターなどを使い床材を切断していきました。
厚さおよそ17センチの床に穴があき、
少しずつ下の階の様子が見えるようになってくると
残された床材を、
ドリルやハンマーなどで叩き割っていきます。
皆、一つ一つの手順を確認しながら、
真剣な表情で作業に臨んでいました。
最後には、床に、救助に必要な正三角形の入り口が完成し、
この日の訓練は終了となりました。
実際の災害現場により近い条件で行われた
今回の救助訓練は
隊員たちにとって貴重な経験となったようです。