『小諸東中学校1学年福祉体験学習 (26.7.14) 』

           
        Posted on 2026年 7月 28日      
     
       

小諸市社会福祉協議会や市の職員による

ふくし学習が7月14日(火)に

小諸東中学校の生徒を対象に行われました。


「ふくし学習」は、

福祉が身近なものであることを知るとともに、

将来の自分や周りの人の幸せについて

考えることを目的に小諸市社会福祉協議会が、

市内の中学校と協力して毎年行っているものです。

 

小諸東中学校の1年生219人を対象に開かれた

この日の学習会。

6クラスが4つのグループに分かれ、

50分ごとに交代しながら、

手話体験とアイマスク体験、

車いす体験を行ったほか、

認知症について学びました。

 

手話体験講座では、佐久広域聴覚障害者協会の

佐藤優さんが講師を務め、

自身が聴こえないことで困った経験や

不便だと感じることを伝えました。


物の形や動き、漢字の形など

さまざまなことやものから手話の表現が

生まれていることを学んだ生徒たち。

教わった手話を使い、

自己紹介をする場面も見られました。

 

生徒

「自分たちはこのように

言葉を発することで話せているので、

簡単な感じで話せているんですけれども、

手話はすごく難しいなと感じました。

簡単なあいさつとかを(手話で)することで

耳が聞こえない人たちとも交流する

いい機会になると思ったので、

きょう習ったことを活かして

交流していきたいなと思いました。」

 

認知症講座では、

講師が認知症の具体的な症状や

認知症患者への接し方などを伝えました。


また、脳の容量が少なくなるという

認知症の症状をボールとカゴを用いて、

実演しながら示す場面も。

生徒たちは認知症や認知症患者への

接し方などについて学びを

深めている様子でした。


生徒

「普段自分が見ている中で認知症の方は

あまり見たことがないんですけれども、

もし街中とかで見つけたらしっかり声を掛けて

保護していきたいなと思いました。

認知症の方は覚えることが

苦手になってしまうので、

そのことが劇でやってもらえたので

それが一番心に残っています。

認知症の方に対しては少し

避けてしまったりするんですけれども、

今回のお話を聞いて、

もっと認知症のことを勉強して

その人にあった対応の仕方を

考えていきたいなと思いました。」

 

実際の体験を通して理解を深めたのは、

アイマスク体験と車いす体験。


アイマスク体験では、3人~2人1組で、

目の見えない人とサポートする人に分かれ、

障害物をよけたり、階段を歩いたりします。

生徒たちは、目が見えない怖さや

不便さを実感し、視覚障害者の気持ちを

味わっている様子でした。

 

生徒

「周りが見えなかったりして

怖いんですけれども、

ガイドの人がたくさん説明してくれて、

たくさんの言葉で安心するなと思いました。

生まれつき目が見えない人とかは、

僕たちが普段見えている黄色とか赤とかの

概念もないんだなと思って、

それを言葉で伝えて、

いつもの景色がこんな感じなんだよと

言葉で伝えてあげたいです。」

 

また、決められたゴール地点まで

自らの力で車いすを動かし、

与えられたミッションを

クリアしていった車いす体験。


普段、足を使って動いているときには

分からない、小さな段差や

障害物の乗り越え方、曲がり角などの

難しさを実感したという声が聞かれました。


生徒

「思ったよりも手を使うので、

乗っている人は大変だなと思いました。

押してもらえると楽なので、

押してあげたいなと思いました。

椅子の上げ下げが足に力が

入らないのでやりづらいなと。

荷物を持つときとかも

手伝ってあげた方がいいなと思いました。

きょう学んだことで、

車いすに乗っている人も

大変なんだと思ったので、

積極的に手伝っていきたいなと思いました。」

 

福祉についてじっくり学んだ生徒たち。

年齢や障害の壁を越えて

すべての人たちが生きやすい社会を作るために

自分たちには何ができるのか、

考えるきっかけになったようです。

 

     
   
 
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