『小諸東中学校グラウンド整備完了 杮落しイベント アルティスタ東御サッカー教室(13・9・23)』
今年度の市の単独事業として行われていた小諸東中学校のグラウンドの整備がこのほど完成し、
23日(月)にはその杮落しとしてアルティスタ東御の選手たちによるサッカー教室が行われました。
この日のイベントには、小諸東中学校と芦原中学校のサッカー部に所属する生徒たち、
それに、東御市を拠点に活動している社会人サッカーチーム、アルティスタ東御の選手など
およそ80人が集まりました。
冒頭挨拶に立った小諸東中学校の丑丸明英(うしまる・あきひで)校長は、
「良いものに触れることは、自分の技能を伸ばすことにもつながる。今日は自分たちの技を磨いてください」
と集まった生徒たちに呼びかけていました。
このサッカー教室は、地域で活躍するサッカー選手たちの技に触れることで、
子どもたちのサッカー技術の向上につなげようと、アルティスタ東御のスポンサーである大栄製作所と
小諸東中学校が、共同で企画したものです。
生徒たちは、アルティスタ東御の選手たちから、ディフェンス時の間合いの取り方や、
細かいステップの踏み方、それに、ディフェンスの交わし方などについて教わるとさっそく実践していました。
また、訪れた選手の中には、小諸東中学校出身の土屋真(つちや・しん)選手の姿もあり、
母校の後輩たちへ、ひとつひとつ丁寧にアドバイスを送っていました。
選手たちの指導を受けた子どもたちは、プレーのコツをつかんだ様子で、
教室終盤には、見事な成長を遂げている子の姿が何人も見られました。
今回サッカー教室が行われた小諸東中学校のグラウンドは、広さおよそ1万6千平方メートール。
長年生徒たちに使われてきましたが、近年はグラウンドの砂の飛散や水はけの悪さが目立つようになり、
この夏休みを利用して校庭全ての砂の入れ替えが行われています。
入れ替えた砂の体積は1199リューベー。
グラウンドの地下6センチに渡って敷き詰められています。
これまでは、雨が降ってしまうと、丸一日グラウンドを使うことができなかったことも多かったようですが、
整備後は水はけが良く、雨が上がって数時間でグラウンドの使用が可能になったと言います。
小諸東中学校では、今後もグラウンドの手入れを行いながら、
授業や部活動などで大切に使っていきたいとしています。