『小諸未来義塾 主権者教育授業(19.9.17)』

           
        Posted on 2019年 10月 7日      
     
        市が市内2つの高校と連携し、 地域活性化策を共に考えようと、2年前に発足した 小諸未来義塾。 今月17日(火)には、小諸商業高校で 今年度4回目の授業が開かれました。 「小諸未来義塾」は、市と市内2つの高校が連携し、 地域活性化策を共に考えながら、 地域に貢献できる人材を育てようと、 2年前に発足したものです。 ことしは「主権者教育」をテーマに 小諸商業高校、小諸高校に分かれて実施。 7月から、日本の選挙制度や議会のしくみを学んできました。 17日には小諸商業高校で今年度4回目の授業が行われ、 3年生およそ40人が参加しました。 これまで3回にわたって 議会や市政について学んできた生徒たち。 この日は陳情書・提言書の作成に向けた グループワークを行い、 市議会議員10人がアドバイザーとして参加しました。 この授業の中でだけでなく、 日頃の政治・経済の授業時間内に 小諸市の課題解決について話し合いを重ねてきた生徒たち。 市議会議員のなり手不足など、 市政や議会の幅広い課題が挙がっています。 グループごとに、特に解決したい課題について取り上げ、 議員と意見を交わしていきました。 また、別のグループの議題は、駅前や商店街の活性化について。
「オブジェ1こ置いて写真撮るっていうのは、 商店街に色んな流行りすたりの激しいお店を入れて 当たりはずれのある商売をしていくよりかは、 集客を望めるんじゃないか、 まずは集客を目標にしたほうがいいんじゃないかと思うんですけど、」 「ひとつのもので集客どーんとっていうのは難しいかもしれないけど、 そういう1つ1の積み重ねで 結果的に人がいっぱい増えていくって思うと一番いいと思う。」
グループに入った議員のアドバイスを、生徒たちは メモを取ったり質問したりしながら熱心に聞いていました。
生徒 「あんまり僕たちは議会とかに関心がなかったっていうことが分かって、 議会の皆さんは裏で大変なことをしているっていうことが分かりました。」 「これからやっぱり小さいことから始めたいですね。投票に行ったりとか。」 「私たちの班が出したのはコンビニを作って 小諸市に集客を望ませたらどうかっていうことだったんですけど、 コンビニには集客効果が望めるかとか 売上金がどれだけ伸びるかっていうのが誘致の条件になるから、 そういうのはなかなか一概には誘致しようといえない っていうのが聞けたので、いろいろ難しいんだなと思いました。」 「小諸市とってもいい街なので、 いろんな人がいっぱい来て、もっともっと活性化して にぎやかな街になってくれたらいいなと思います。」
市議会議員 「いろいろなことをね、例えば小諸市の中の駅前をどうしようとか 商店街をどうしようとか、そういった部分がね、 非常にしっかりした考えを持って、 それでこういう風にしたらどうでしょうっていうのをね、 結構具体的な考えも聞かせていただいたり、 こちらの方がかえって勉強させていただいたような感じです。」 「またこういったことを通して いろいろな意見交換をさせていただく中で しっかりまたこういうことを考えていければいいかなと思って。」
今後、生徒たちは 今回話し合った内容や議員からもらったアドバイスを グループ間で共有し、 11月にはクラス全体で 陳情書・提言書の作成に取り組みます。 作成された陳情書・提言書は 実際に市議会もしくは市に提出される予定です。 議会や市では、提出された陳情書や提言書を 今後の活動や市政に生かしていきたいとしています。     
   
 
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