『小諸書芸展(14・3・16)』

           
        Posted on 2014年 3月 24日      
     
       

14日(金)から16日(日)までの3日間、

乙女湖体育館では、今年で49回目となる小諸書芸展が開かれました。


小諸書芸展は、書芸愛好家の作品を発表する機会を

設けると同時に、書芸文化を広く市民に広めていこうと、

毎年この時期に、小諸書芸連盟の主催で開かれているものです。

49回目の開催となった今回は、

小諸市を中心に、近隣地区の書芸愛好家たちから、

合わせて95点が寄せられました。

会場には、書道作品や、篆刻、刻字作品など

書体も題材も様々な力作が所狭しと展示され、

訪れた人たちの目を楽しませていました。

中でも、市長賞などの特別賞を受賞した作品は

堂々とした筆遣いで、一際存在感を放っていました。

今回の書芸展では、特別賞に8人の作品が選ばれており、

小諸からはそのうち3人が受賞しています。

今年、市長賞を受賞したのは、市町の栁田志華さんです。

線の太さや文字の大小の変化の中に、

勢いのある筆運びが快いと評価されました。

公民館長賞を受賞したのは、滋野の神戸脩玉さんです。

漢字とかなが大小様々に交錯しながらも、

調和のとれた流動感あふれる作品として受賞に輝きました。

また、文化協会長賞には、和田の柳杏秋さんの作品が選ばれています。

ゆったりとした筆運びで、

深く沈んだ線や無駄の無い書風が

大らかで優美な作品として受賞しました。

来年50回の節目の年を迎える小諸書芸展。

小諸書芸連盟の柏木蒼峰会長は、

今年以上に盛り上げていきたいと話しています。

     
   
 
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