『小諸市長期財政試算 (13.2.26)』
小諸市ではこのほど、平成32年度までの長期財政試算を示しました。
こちらは、長期財政試算でみる重点事業の財源内訳です。
「新焼却施設建設事業」は、32億4100万円。
こちらは、施設建設費28億円のほか、用地購入費や発注支援業務委託費、
施設建設・運営モニタリング業務委託費などを盛り込み、
昨年試算として出していた31億3500万円を上回っています。
財源の内訳は、国庫支出金が8億400万円、その他、市債が19億1900万円、
一般財源が5億1千800万円です。
次に、「都市再生整備計画事業」に、12億4千400万円。
こちらは、昨年までの8億7千600万円に、大手門公園やあいおい公園の整備など、
平成26年度から平成29年度までの分が追加されました。
国の補助金は3億1千700万円と見込んでいます。
次に市庁舎整備事業です。
事業費は、50億2600万円です。
こちらには、基本設計と実施設計、また、新庁舎及び駐車場整備事業費の他に、
現在の市民会館や図書館、立体駐車場、コミュニティセンター、西庁舎、
市庁舎などの解体工事費が含まれています。
備品類の積算を見直した結果、昨年の試算よりも2億円ほど増加しました。
新庁舎の本格的な着工は平成26年3月で、平成27年6月の完成を目指しており、
財源のうち、国の補助金は、2億100万円。
市債は25億9千500万円、一般財源は22億3千万円を予定しています。
続いて、新図書館整備事業に、12億5千万円。
市庁舎と一体整備される、新図書館とコミュニティスペースの建設費が含まれます。
こちらは、平成27年度に建設予定だったものを、市庁舎の建設と同じ、平成26年度に早め、
施設規模などを精査し、昨年の試算と比べて、1億円事業費を圧縮しました。
そして、小諸厚生総合病院再構築に対する財政支援は、30億円。
市債を18億、一般財源を12億円としています。
これら重点事業の総額は、137億6千100万円。
昨年の試算よりも6億円の増額となっています。
一般財源としてかかる費用は、基金からの繰入金で賄われる予定です。
次に、これらの重点事業を盛り込んだ、平成32年度までの財政試算に基づく「財政指標」です。
これを19市で比較しました。
まず、市の貯金にあたる市民一人当たりの基金残高です。
平成23年度決算統計数値によると、現在の基金残高は97億7千500万円。
それが平成32年度には40億7千700万円にまで減ると見込まれています。
一人当たりの基金残高で計算すると、現在は19市中多い方から2番目ですが、
平成32年度には19市中14番目となります。
次に借金にあたる市債残高です。
市債は現在142億7千700万円のところが、平成32年度には、192億5千200万円となる見込みです。
19市での比較では、現在19市中少ないほうから数えて3番目ですが、
平成32年度には、少ない方から数えて、19市中14番目となります。
最後に、財政の健全性を示す指標実質公債費比率についてです。
実質公債費比率は、市が自由に使える予算のうち、どのくらいの額が借金の返済に使われたかという
比率を表したもので、財政の健全性を示す指標として使われています。
平成23年度は9.3%で、19市中低い方から数えて4番目。
これが平成32年度には、13.9%となり、19市中15番目という位置になる見込みです。
この実質公債費比率が18%を超えると地方債の発行に、国や都道府県の許可が必要になります。
小諸市では、今後市債の残高が増加しても、実質交際費比率はその水準まで
達することはないとしています。
この財政試算では、国の補助金などについて、確実なものを内輪に見積もるなどしているということで、
今後、事務事業の更なる見直しなど、財政運営の効率化を図る中で、
健全財政が損なわれることのないよう、努めていくとしています。