『小諸市議会6月定例会 開会(20.5.28)』

           
        Posted on 2020年 6月 2日      
     
        小諸市議会6月定例会がきょう28日(木)に開会。 報告案件をはじめ、 6億6500万円を追加する一般会計補正予算案の他、 ことし6月分からことし12月分までの、 市長と副市長、教育長、 それに議員の給与を削減する条例改正案が 提出されました。 6月定例会の会期は、来月23日までの27日間です。
きょうの本会議では初めに小泉市長が 議会招集のあいさつに立ち、 これまで取り組んできた 「新型コロナウイルス感染症対策」や、 今後4年間の「市政経営の課題」などについて述べました。 今定例会には、報告案件をはじめ、 条例改正案や一般会計補正予算案など11件が 提出されました。 そのうち、新型コロナウイルス感染症が、 市内の社会経済や市民生活に 大きな影響を与えていることから、 ことし6月分から12月分までの市長給与を10%、 副市長、教育長はそれぞれ5%削減する条例改正案が 提出されました。
また、議員発議で、議員報酬を、 ことし6月分から12月分まで 一律3%削減する改正案も提出され、 それぞれ全会一致で可決しました。 現在の給料月額は、 市長が89万3千円。副市長が72万7千円。 教育長が62万2千円。 議員の報酬月額は33万3千円です。 削減額はあわせておよそ247万円となります。
また、補正予算案では、 市長選を控えて骨格予算だった 新年度予算を補うものなどが計上されています。
主なものでは、 南城公園50メートルプールなどを建設地とする 芦原保育園と中央保育園の建て替え統合による 新保育園の建設に向けて、 50メートルプールの撤去工事費 6000万円が盛り込まれました。
また、小諸東中学校の老朽化対策として、 北校舎の補修工事を 国の交付金や起債などを活用して行う事業に およそ2億7千万円。
御影に計画されている企業の工場新設や ワイナリー建設に対する助成金として、 9千万円ほど計上。
ふるさと納税の返礼品メニューとして 合葬墓の予約がふえたことから、 増設工事を行うための、 高峯聖地公園費運営費として、 1500万円が計上されました。
その他、 台風19号により被災した農地や 農業用施設の復旧費などに3千万円。 来年予定されている 「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」を前に プレ大会を行うための関連費用や、 国体会場用のレスリングマットの購入費なども 計上されています。
これらを含め、今年度の一般会計補正予算案には、 歳入歳出で6億6500万円を追加。 総額で、230億2千700万円となる見込みです。
なお、新型コロナウイルス感染症対策として打ち出した 経済支援策など緊急度の高いものについては、 これまで専決処分や5月臨時会で追加計上されています。 今後更に国の地方創生臨時交付金を活用した 緊急経済対策の補正予算案が 6月議会開会中に計上される予定となっています。
6月定例会の会期は来月23日(火)までで、 一般質問は、新型コロナウイルス感染予防や 新型コロナウイルス関連施策への対応などから、 日数を減らし、 9日に代表質問のみ時間短縮で予定されています。 きょう専決処分で可決した案件以外は、 委員会審議を経て、 最終日に採決が諮られます。     
   
 
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