『小諸市議会3月定例会(16.2.23)』

           
        Posted on 2016年 2月 25日      
     
       

小諸市議会3月定例会が今日開会しました。

会期は来月16日までの23日間で、

初日の今日は、

人事案件や、新年度予算案をはじめ、補正予算案や条例案など

51件の議案が提出されました。

今日の本会議では、先週17日の記者会見で、

今期限りでの引退を表明した栁田市長が

議会召集の挨拶に立ち、

相次ぐ幹部職員の退職や

野岸小学校耐震工事未実施問題などへの対応について

このように述べました。

「相次ぐ幹部職員の退職、野岸小学校耐震工事未実施問題。

幹部職員の責任感を改めて見直し、市政に遅滞を招くことのないよう任期を精一杯務めて行く。」

続いて栁田市長は、

平成28年度の施政方針にも立ち、

この4年間を振り返ってこのように述べました。

「ごみ焼却施設単独建設、市庁舎等整備と病院のへ市役所敷地での併設を苦渋の中で決断。

今も心の中で傷に。

しかし完成し新たな賑わいが生まれつつあることは嬉しく、

病院などと共にコンパクトシティの核となり、

更なる賑わいが創出されることが期待される今、少し心の傷が和らぐような気持ちがする」

栁田市長はこのように話した上で、

この他、教育施策の充実、

浅間山麓高地トレーニングエリア構想の推進、

それに、参加と協働のまちづくりの推進や

総合戦略の策定、第5次基本構想案の策定など、

数多くの施策に取り組んできたと説明。

これらの取り組みを通して、

今後小諸市が目指すべき方向へ向かっていくための、

一定の「基盤」は整ったと思うとして、

「今後は着実な実践を積み重ね、発展させていくことが、

小諸市の進むべき道だと考える。」と述べました。

この日は、総額を180億6千万円とした

新年度の一般会計当初予算案をはじめ、

各特別会計の予算案や、

歳入歳出に2000万円を追加し、

総額で195億1000万円とする

平成27年度の一般会計補正予算案も

提出されました。

なお、補正予算案では、

今年度予定していた

市役所西側の駐車場整備事業を、

来年度末までの着工に向け、

事業費6億9千700万円余りを、

新年度に繰り越すことになっています。

その他、今年度の事業として予定されている、

大久保配水池建設工事について、

請負契約の額が変更になったことに伴い、

即決の審議が行われ、

委員会審査を経て、今日の会議で可決しました。

なお今日は、

小諸市固定資産評価審査委員選任の同意が諮られ、

こちらも本会議で、議会の承認を得ました。

選任の同意を受けたのは、

再任で、市内天池に住む宮坂登志雄さん(60歳)です。

宮坂さんは市内南町で会計事務所を営み、

公認会計士、税理士、行政書士の資格を持っています。

任期は平成28年3月7日から平成31年3月6日までの

3年間となります。

今日承認された人事案件と、可決された議案以外は、

今後委員会審議などを経て

来月16日の最終日の本会議で採決されます。

なお、代表質問・個人質問は

来月2日から4日までの日程で行われる予定です。

     
   
 
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