『小諸市議会まち再生特別委員会 (14.12.12)』
小諸市議会のまち再生特別委員会が12日(金)に開かれ、
変更となった小諸厚生総合病院の再構築計画案が、 議員らに示されました。
議場で開かれたこの日の特別委員会には、
まち再生特別委員会の委員以外の議員も出席し、
病院側からの報告を聞きました。
小諸厚生総合病院の再構築計画については、
建築資材の高騰や、消費税率引き上げなどに伴い、
去年3月に県厚生連で組織決定された、
総事業費「76億5400万」が 「107億円」ほどまで膨らむ計算となることが判明。
今年6月以降、病院として新たに再構築推進室を設け、 事業計画の変更に 着手してきました。
今年11月までにまとまった新しい計画では、
これまで建築面積を4000平方メートルとしていたものを、
3300平方メートル程度に縮小。
建物は地下1階地上6階建てで、 延床面積は、
2万3000平方―メートルから 2万1千300平方メートル程度と削減を図っています。
さらに、一般病床は当初の255床から246床としました。
診療科は29科目でこれまでの計画と変わりありません。
また、最新の医療機器を整備する費用を、
当初の15億円から9億4千万円ほどに削減しています。
これにより、「107億円」にまで膨らんでいた総事業費を、
「83億5千100万円」に圧縮しました。
財源としては、小諸市からの30億円の補助の他、
自己資金や借入金として、48億5100万円。
その他の資金として、国や県、 それに周辺市町村からの補助金などを見込んで、
5億円を盛り込んでいます。
今後の再構築に向けて、小諸厚生総合病院では、
現在の計画が県厚生連本部で組織決定すれば、
来年・平成27年10月に着工し、 平成29年6月の竣工を目標に進めていくとしています。
しかし、資金計画などで本部の了承を得られなければ、
前に進まないことも明らかとなり、
議員からは、現在の病院の収支状況についての質問も あがりました。
これに対して病院側では、
24年度と25年度で2年連続で 赤字決算となっている状況を説明。
「26年度は黒字化しなければ、 再構築計画を断念せざるを得なくなってしまう。
病院上げて黒字化を目指す。」と述べました。
更に、当初予定していたよりも 総事業費が多くなり、
借入額も増えていることについては、 このように述べています。
「50億円借りても病院として 経営していけるということを本部に伝えて行く
市と協定を結んだ以上計画を進めて行くのが大前提となる」
また、仮に本部で組織決定出なかった場合について 訊ねられると病院側は―
「総会で承認を得られない場合には 計画を考え直さなければならないくなる可能性もある」
なお、今回新たに提示された病床数246床について、
小諸厚生総合病院側では、
「現在の医療情勢を踏まえ、 病床にあった稼働率を維持していくために、
急性期、回復期どちらも受け入れ可能な数字だ。」と していますが、
小諸市と県厚生連との間で締結された協定書には、
「現行の二次救急医療体制を維持できる 250床以上とする」とされていることから、
小諸市では、246床で二次救急医療体制を堅持できるか
県の意見を聞いた上で判断するとしています。