『小諸市衛生自治会 研修会(16.3.12)』
市内各区の衛生委員を対象にした研修会が、 12日(土)に行われました。
ステラホールで行われたこの日の研修会には 市内各区の衛生委員ら120人が参加しました。
この研修会は、資源ごみの回収日などに 集積場所に立ち会う衛生委員たちに
ごみ処理の現状について知ってもらおうと 小諸市の主催で行われているものです。
会では、衛生委員の役割や小諸市のごみ処理について確認が行われた後、
ごみの分別について説明が行われました。
この日、特に詳しく説明されたのは、
現在小諸市でプラスチックごみとして扱われている
プラスチック製容器包装の分別についてです。
プラスチックごみの分別は、 プラスチックとして再資源化することを目的に行われており、
全てのプラスチック製品が対象になる訳ではないのが現状です。
研修会では、プラスチックごみとして扱われるプラスチック製容器包装と、
そうでないものの見分け方について
「中に入っている商品を保護するためのもの」かを考えるのが良いなどとアドバイスが送られ、
ひとつひとつ例を挙げながら 市の担当職員が説明していきました。
また、分別の際の注意点として、小諸市の新しいごみ処理施設 「クリーンヒルこもろ」では、
手作業でごみの分別を行っているため、作業員の安全面でも
「ビニールなどの小さい袋にまとめたごみを 指定袋に入れないように」と呼びかけられていました。
参加した人たちの中には、日頃から分別の際に迷うことがあったという人も多く、
会の最後には活発に質問する人の姿が見られました。
小諸市では市民ひとりひとりの適切な分別が 資源の有効活用、
さらにはごみ処理にかかる費用の削減につながるとして、
今後も様々な方法で、ごみの分別について 市民に周知していきたいとしています。