『小諸市総合計画審議会 基本構想案を市長に答申(16.2.9)』

           
        Posted on 2016年 2月 15日      
     
       

小諸市では、来年度から平成39年度まで12年間の市が目指すまちの将来像を定めた

「第5次基本構想」の策定を昨年度から進めています。

この基本構想に市民の意見を反映させていこうと、

市ではこれまで、地区ごとの懇談会や、 住民たちが町を歩いて地域のお宝を探す催しなどを企画。

基本構想の策定作業に 市民が主体的に参加できる土壌づくりに取り組んできました。

9日(火)の審議会では、 これまで8回の審議会を経てまとめられた

「第5次基本構想案」について改めて委員らが審議。

その後、現時点で出来上がった基本構想案が 栁田市長に答申されました。

今回答申された第5次基本構想案は、

「住みたい 行きたい 帰ってきたいまち 小諸」を 小諸市の将来像と定め、

この将来像を達成するための 具体的な目標などが示されています。

平成39年度時点の目標値としては、 小諸市の人口を3万8千279人とし、

かつ、 年少人口を4千478人とすることや、

小諸市に住み続けたい市民の割合を75%にすること、

さらに、小諸駅や小諸インターの利用者、

高速バスの乗降客などを含めた交流人口を 544万人にすることなどが盛り込まれました。

また、各地が抱える課題とその解決目標を

「地域別まちづくり方針」として市内10地区ごとに定め、

それとは別に、「子育て・教育」「環境」など、

それぞれの政策ごとに分けた 「政策分野別まちづくり方針」も示しており、

それに向けた対策案などが挙げられています。

答申を受けた栁田市長は、 「タイトなスケジュールの中で行われた審議は、

非常に濃密なものだった」と話した上で、 改めて市民と共に進めていきたいなどと述べていました。

今回答申された第5次基本構想案は、

この日審議された内容などを盛り込んだ上で 市が最終案として取りまとめ、

小諸市議会3月定例会に提出されることになります。

     
   
 
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