『小諸市測量設計業連絡協議会・ 小諸市『災害時における調査、 測量及び設計等の応急対策業務に関する協定』 調印式 (25.7.9)』

           
        Posted on 2025年 7月 25日      
     
       

小諸市は、小諸市測量設計業連絡協議会と

「調査、測量及び設計等の

応急対策業務に関する協定」を

7月9日(水)に締結しました。


今回行われた調印式には、

小諸市測量設計業連絡協議会の

山本元栄会長ら役員と、

小泉市長ら市の関係者が出席しました。


今回小諸市と協定を締結した

小諸市測量設計業連絡協議会は

市内の測量設計業者6者で構成しています。


安全で便利な市民生活を維持するために、

現地の測量や調査を行い、

正確な地図の作成と調整を担う測量設計業。

通常は

国や市町村などの社会インフラの基礎となる、

地図情報の提供や、

その維持管理のための点検業務などを行っています。

昨今ではデジタル化も進み、

ドローンなどを活用した三次元の測量設計も

日々進化しているといいます。

 

今回の協定は、

災害の早期復旧・復興を目的に締結するものです。

災害発生時には、

測量設計業の持つ技術やノウハウを生かし

被災現場で

ドローンなどを使用した被災状況の把握と

それに基づく適格な測量、設計を実施。

加盟6者間で協力を図り、

必要な情報を市に提供します。

 

会長山本元栄さん

「1番のきっかけは

令和元年の東信地方の台風19号で

災害状況の把握ということで

こういう災害もあるというのを確認して、

小諸市たまたまこちらの浅間山麓は

あまり被害がなかったんですけど

こっちらへんに集中してあることもあるので、

また、小諸市は

測量設計業との締結がなかったので

うちが令和4年に設立して

そのタイミングで

協定を結ぶというふうになったので、

タイミングとしては

遅いぐらいかもしれないんですけど、

これからもしあれば

ある程度の対応をできると思うので

よかったと思います。

ドローンの指示が出れば

1度昨年経験していますので

ドローンをセットして

ライブ配信を小諸市の本部の方に送ることは

経験済みなので

やり方は分かっていますので可能です。

災害が起きた時、私たちは精一杯努力して

災害対応しますけど、

やっぱり市民の皆さま1人ひとりが

協力して頂かないと

片付かないことが多々あると思いますので

皆さんで協力し合って

災害を乗り切るようにしていきたいと思いますので、

よろしくお願いします。

 

市長

「被災状況の把握であったり

復旧復興に向けての計画を策定するにあたって

正確な情報がないとそういうことができませんので

測量の仕事を普段からされている

6者のみなさんにお世話になって

そういうことが迅速に

また正確に高度な技術を持った協力を

得られるようになったので

大変よかったなというふうに思っています。」

 

今回の締結で小諸市と業者間における

災害協定の締結は52件目に。

小諸市では災害時に備え、

企業や他市町村などと今後も積極的に

協定を結んでいくとしています。

     
   
 
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