『小諸市消防署 小学生を対象に消防宿泊体験学習 (23.7.29)』

           
        Posted on 2023年 8月 9日      
     
        消防士の仕事の体験を通し、 防災の大切さを知ってもらおうと 小学5・6年生を対象にした「消防宿泊体験学習」が 6月29日(土)から30日(日)にかけ、 一泊二日の日程で小諸消防署で開かれました。
この宿泊体験学習は、 消防士の仕事を体験しながら防災の大切さを学び、 学校生活とは違う団体生活で 規律を養うことを目的に、 小諸消防署が企画したものです。   4年ぶりの開催となった今回は、 佐久広域の小学5、6年生を対象に行われ、 4市町村から男子15人、女子4人、合わせて19人が参加。
体験学習では、まず消防士の仕事内容や役割などを スライドで説明したあと、 庁舎見学が行われました。
続いて子どもたちは2グループに分かれて 様々な訓練に参加。 初めに行われた規律訓練では、 敬礼の仕方など教わると、 子どもたちは気を引き締めた表情で実践していました。
火事で煙の中を歩くことを想定した煙中訓練では、 2人ずつペアになり、 タオルやハンカチなどで口元を覆いながら 建物の中に入っていきました。   また、 子どもたちは消火器の使い方や放水訓練について学び 隊員と一緒にホースを持って 火の消し方を学んでいきました。
災害現場と隣接する建物の間に ロープを張って救助する 渡過訓練も実施。 子どもたちは隊員の指示に従いながら、 懸命にロープを渡っていきました。
小学生 「はじめての体験で分からないこともあったけど、 がんばってできて、これからも 生かすことができるようなことだったので 嬉しかったです。お父さんがチラシを見てて、 「これやってるよ!」って言ってくれて、 誘われたので行きました。 いろんなところで、新しいお友達とかできたり、 色んな体験ができたことです。 (何が一番楽しかったかな?) 放水体験とか消火対策です。」 「大変なところもあったけど楽しかったです。 (特にどの訓練が一番印象的だった?) 煙の体験の訓練です。 消火器の使い方を覚えたので もし使う時にはちゃんと使いたいです。」
小諸消防署では、子どもたちがこの体験学習を通して 火災予防や人命救助の方法を習得することで いざという時、行動できるよう学んでほしいとしています。
清水副署長 「自分は、前年度もこの体験の計画を していたんですけれども、 新型コロナで中止となりました。 きょう4年ぶりの開催でお子さんの姿を見ていて、 楽しんでいただけたらと思っております。 きょういくつか訓練するわけですけれども、 消防体験を通して子どもたちが 災害に対する心構えと助け合いの心を 学んでもらえれば良いなと思っております。」     
   
 
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