『小諸市消防団に女性班(16.6.19)』

           
        Posted on 2016年 7月 5日      
     
        地域で活躍する消防団の話題です。 全国的に、なり手不足が深刻化している「消防団員」ですが、 そんな中、小諸市では、明るい話題が飛び込んできました。 特集でお伝えします。 安全安心な地域をつくるため、 地域の防火・防災活動に取り組む「消防団」。 そんな小諸市の消防団に、 この度 女性だけのチームが発足しました。
小諸市消防団「女性班」。 20代から50代の女性団員11人で構成されています。 小諸市消防団には これまでも女性団員が在籍していましたが、 今年度新たに7人が加入したことを受けて、 今年から「班」として活動することになりました。
今月19日には女性班の団員を対象に、 はじめて救急救命講習会が行われました。 消防団員として、 緊急時に応急救護などの手当てが行えるように、 この日は実践を交えながら講義が進められました。 以前から消防団に所属していた女性団員たちにとっても、 この日は初めての救命講習会です。 いつ何時不測の事態が起こっても対応できるよう、 皆 細かい部分まで熱心に指導を受けていました。
火災時の出動など、体力が求められる仕事ではなく、 女性ならではの視点を活かした広報活動などに 重点を置いて活動していくというこの「女性班」。 将来的には、福祉施設への慰問活動や、 地域で行われる救命講習会に同行し、 消防署員のサポート役として、 地域の人たちへの指導を行うなど、 多岐にわたる活動を予定しています。
佐久市や立科町の消防団にも女性団員は在籍していますが、 「女性班」として活動するのは、 東信地域で小諸が初めてとなります。 女性だからこそできることを率先して行っていく。 彼女たちの今後の活躍が楽しみです。     
   
 
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