『小諸市消防団 中継送水訓練・吹奏規律訓練・新入団員規律訓練(15.4.19)』

           
        Posted on 2015年 4月 24日      
     
       

19日(日)、天池にある総合運動場では

小諸市消防団による新入団規律訓練と中継送水訓練、

それに音楽隊による吹奏規律訓練が行われました。

あいにくの雨模様となったこの日の訓練には、

新入団員や音楽隊を含め、

第1分団から第7分団まで

およそ200人の消防団員が参加しました。

開会式では、栁田市長が挨拶に立ち、次のように話しました。

「消防団の活動には市民の期待も高まっている。

今後も日々の訓練で知識と技術を磨いていって頂きたい」

続いて清水勝彦団長から、今年度新たに班長を務める団員と

新入団員の代表者へ辞令が手渡されました。

小諸市消防団には今年度新たに31人が入団しています。

新入団員を代表して辞令を受け取った

第6分団第1部の青木大樹さんは、

力強く誓いの言葉を述べていました。

式の最後には、清水団長が訓示に立ち、

これからの消防団としての活動やこの後行われる訓練について

団員らに激励の言葉をかけていました。

式を終えると団員たちは、新入団員と音楽隊、

それにその他の団員に分かれ、

小諸消防署の署員ら指導の下、

それぞれ訓練に取り組みました。

その内、新入団員たちは、整列や敬礼の仕方など、

消防団の活動の基礎となる規律について指導を受けました。

皆、一つ一つの動作を確認しながら、

真剣な表情で訓練に取り組んでいました。

一方、先輩団員たちは、

山火事など傾斜地での火災や

水源から火元まで距離がある際に行われる

中継送水の訓練に取り組みました。

中継送水とは延長したホースをポンプで中継する操法です。

ポンプを中継させることで、

傾斜地が火元の場合でも

延長したホースの水圧を保って送水することができます。

この日はおよそ20mのホース10本を途中、ポンプで中継し、

200mほど先にある火元への放水を想定した

訓練が行われました。

団員たちは、中継ポンプの圧力の加減など

消防署員らのアドバイスを受けながら、

一つ一つの動作を丁寧に確認していました。

冷たい雨が降りしきる中、どの団員も、

皆、熱心にそれぞれの訓練に取り組んでいる様子でした。

     
   
 
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