『小諸市水道事業給水開始100周年記念式典(24.5.17)』

           
        Posted on 2024年 5月 28日      
     
        ことしは、 小諸市で給水が始まって 100周年という節目の年です。 これを記念した式典が17日(金)、 小諸市文化会館ホールで行われました。
この日会場には、 小泉市長や東信地域の首長などの 来賓をはじめ、 区長や市議会議員、市民など およそ180人が集まりました。
挨拶に立った小泉市長は、 次のように述べました。
「小諸市の水道事業は大正13年5月に 給水を開始して 以来100周年という節目の年を迎えました。 そして合わせて 市制施行70周年の年でもございます。 この特別な年に浅間の恵みに 感謝するとともに 水道100年の歴史を築いてきた 先人たちに深い感謝と敬意を 表したいと思います。 水道水の安定供給と 持続可能な安定経営を進めるため 公民連携によるさらなる挑戦と 多様な形態による連携など 経営基盤の強化を図ってまいります。」   その後、小諸市の水道事業の歴史や、 現在の取り組みに関する記念上映が行われました。 小諸市では野馬取水源地を皮切りに 1924年・大正13年、 水道事業による給水を開始。 1954年・昭和29年、 市営水道が誕生しました。
以来、小諸市では、 川やダムなどの水を使うことなく、 この野馬取水源地をはじめとする 市内に19か所ある水源地によって 市民へ供給する水を賄っています。
2019年・令和元年には、 ingAM株式会社、 第一環境株式会社、 そして小諸市の共同出資で設立された 公民共同企業体 「株式会社水みらい小諸」に 水道事業の一部業務が移行となりました。   塩素による消毒以外に 薬剤を添加していない小諸の水。 蛇口からの水は 湧水にかぎりなく近いものです。 近年、ウイスキー蒸留所などの企業も 小諸の水に注目しています。
浅間山の恵みと先人たちの功績によって 100周年を迎えたことし。 この日は水道管の展示や 小諸蒸留所に関するブース、 そして市内小学生を対象にした 100周年記念ポスターの展示も 行われました。 さらにことし、 野馬取水源地の門札が 新しくなったことから、 門札との写真撮影コーナーも。
訪れた人たちは 小諸の水の魅力や歴史について 理解を深めている様子でした。
また来場者に 100周年記念ロゴ入りのエコバックや 野馬取水源地の水を使った ペットボトルの水などをプレゼント。
100周年を記念して 作成されたこのロゴマークは、 しま模様で浅間山からの 水の流れや深さを表現。 また明るく淡い色合いの 「浅縹色」を使うことで、 浅間山の澄んだ水を 神秘的に描いています。
小諸市では、今後、 市内イベントでロゴ入りの ペットボトルの水を配布するなど 積極的なPR活動を通して 小諸の水の魅力を 発信していくということです。     
   
 
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