『小諸市新規就農者支援事業承認書交付式 (14.1.9)』

           
        Posted on 2014年 1月 16日      
     
       

小諸市では、「新規就農者支援事業」として、

新たに農業の担い手となる人を育成し、地域農業の振興を図るため、

就農する際に必要な経費などを助成する制度を設けています。

このほど、県外から小諸にIターンしてきた2人がこの制度を活用し、

新規就農者として新たな一歩を踏み出しました。


9日(木)に市役所で開かれた、

新規就農者支援事業の承認書交付式には、県外から小諸にIターンし、

新たに農業に従事している、高橋徹さんと林幸志(こうし)さんの2人が出席し、

栁田市長から承認書が手渡されました。

栁田市長は、

「農業を取り巻く環境は厳しく、課題も山積しているが、新たに希望を持って入られる方がいるのは、

元気な小諸市農業の実現に向けて、明るい兆しだ。」と述べ、

今後の2人に活躍に期待を寄せていました。

今回承認を受けたうちの1人、高橋徹さんは現在51歳。

松本市出身で、東京都内の民間企業でおよそ30年間に渡り勤務していましたが、

農業の道に進みたいと一念発起し、小諸にやってきました。

御牧ヶ原の県農業大学校と、市内久保の里親農家でそれぞれ1年ずつ研修を行い、去年4月に独立。

現在は小原にある43アールの畑で、

露地トマトを中心に、ブロッコリーやじゃがいもなどを栽培しています。

承認を受けたもう1人、林幸志(こうし)さんは、現在49歳。

神奈川県出身で、およそ30年間民間企業に勤めた後、

農業を志し、Iターンで小諸にやってきました。

もともと果樹栽培に興味があったという林さん。

高橋さんと同じく県農業大学校と、佐久市の里親農家でそれぞれ1年ずつ研修を行い、

去年4月にりんご農家として独立しました。

現在は諏訪山にある100アールの畑で、

前経営者から引き継いだ木と共に、新たに定植した苗の生育に力を注いでいます。

     
   
 
TOP