『小諸市新庁舎内覧会 (15.9.5)』

           
        Posted on 2015年 9月 10日      
     
       

小諸市の新庁舎が、今月24日に開庁を迎えます。

これを前に、今月5日と6日の2日間、

市民を対象に、新庁舎の内覧会が行われました。

2日間共、午前、午後の2回に分けて行われた内覧会。

初日となった5日午後の回には、

およそ40人の市民が訪れました。

新庁舎の概要などについて、

設計事業者から説明を受けると、

さっそく市民らは、1階から4階までを

自由に見て回りました。

小諸市役所の新しい庁舎は、

現在の市役所の向かえ側に地下2階地上4階建てで

建てられました。

建物全体の建築面積はおよそ6600平米。

延床面積は1万9千945平米です。

鉄筋コンクリート造りで、一部鉄骨造り。

免震構造を採用しており、

災害に強い建物構造となっています。

また、小諸の気候風土を活かした省エネ庁舎となっており、

3階と4階に大きなひさしを付けて、

日射量を制御している他、

建物内には、大きな窓を取り入れており、

自然採光を活かして、

人工照明の削減なども図っています。

1階には、真ん中の待合ロビーを挟んで、

左右に総合案内や、市民課、税務課、

高齢福祉課、厚生課など、

市民生活に直結した部署を配置。

その他、市民相談室なども設置されました。

2階には、これまで西庁舎にあった

教育委員会事務局や建設部などが配置されている他、

保健センター機能も設置されており、

健診室や健康相談室、調理室を始め、

集団指導などに使う広いスペースも設けられています。

また、市民が行き来しやすいよう、

2階の保健センター前には、

市民交流センターに連結した渡り廊下設けられました。

3階には、市民が利用する会議室などが設けられている他、

市長室や応接室も配置されています。

市民が活用できる「談話コーナー」もあり、

天気の良い日には、

開放感のある大きな窓から浅間山を一望できます。

4階は議会棟となっています。

議場は、議員と理事者が対面式となり、

市民は、一段高い傍聴席から、

見学することができます。

建物には、エレベーターも配置されており、

バリアフリーにも対応しています。

新庁舎と「こもろプラザ」地下には、

立体型の駐車場も設けられました。

今後、庁舎に隣接する場所に設けられた赤坂駐車場と、

現在の西庁舎の位置に新たに建設される駐車場と合わせて、

活用されます。

この日訪れた市民らは、建物内を見学しながら、

間もなく迎える開庁を楽しみにしている様子でした。

今後新庁舎には、什器などが順次入る予定で、

19日からの秋のシルバーウィーク期間に

引っ越し作業が行われ、

24日に開庁式を迎えます。

新庁舎周辺では現在、商店街側からの入口に、

あいおい公園が整備されており、

開庁式を迎える9月24日までには

完成する予定となっています。

     
   
 
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