『小諸市新ごみ焼却施設建設及び運営事業 建設工事 安全祈願祭 (13.10.2)』

           
        Posted on 2013年 10月 11日      
     
       

菱野区に建設が予定されている小諸市の新ごみ焼却施設。

いよいよ来月11月に造成工事が行われ、来年4月からは、本格的な建築工事が始まります。


これを前に、2日(水)には、新ごみ焼却施設の建設予定地で、安全祈願祭が執り行われました。

安全祈願祭には、地元菱野区のごみ処理施設検討委員会の委員を始め、

市の関係者や建設・運営事業の請け負い業者など、およそ80人が出席しました。

祈願祭では神主によって祝詞が奏上され、鍬入れなどの儀式に続いて、出席者らが順番に玉串を奉納し、

今後の工事の無事と安全を祈願していました。

挨拶に立った栁田市長は、地元菱野区の関係者にお礼の言葉を伝えた上で、

「小諸市のごみ処理の根幹をなし、環境教育を発信していく大切な施設となる。

全国に誇れる施設になるよう最善の努力をはらってまいります。」と述べていました。

小諸市の新しいごみ焼却施設は、菱野区稲荷地区の1.7ヘクタールの敷地に

およそ3600平米で建設されます。

予定している処理方式は、「ストーカー方式」で、処理能力は、1日24トンまで。

1炉で16時間までの運転を予定しています。

設計から施工・運営事業までは一括して発注する「DBO方式」で行われることになっており、

施設の設計、建設期間は、平成25年6月から平成27年12月までの、およそ2年6ヶ月。

施設の運営、維持管理を委託する期間は、平成28年1月から平成43年3月までの、15年3ヶ月です。

設計・建設・運営を、福岡に本社のある「㈱川崎技研」が。

建屋の建設を竹花工業㈱が担い、イー・ステージ㈱が、清掃や資源ごみの選別などの業務を

請け負います。

更に3社で特別目的会社として設立した小諸グリーンサービス㈱が運営を担うことになっています。

事業費は、建設工事が22億500万円。

15年3ヶ月間の運営業務委託契約費は30億3390万1700円です。

小諸市の新しいごみ焼却施設は、来月11月に造成工事に着手し、新年度来年4月から本体工事を実施。

再来年、平成27年12月に竣工後、平成28年1月から供用開始となる予定です。

新しい施設では、燃やすごみの施設への直接持ち込みや、粗大ごみの処理が行えるようになること、

また、リサイクル施設を併設しており、資源ごみの直接持ち込みが可能になります。

訪れる人が見学できるスペースも設けられる予定で、環境教育にも大いに

役立てていきたいとしています。

     
   
 
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