『小諸市役所 タスクフォース最終発表会(25.10.6)』

           
        Posted on 2025年 10月 17日      
     
       

小諸市役所で取り組んでいる

「タスクフォース」の成果発表会が10月6日(月)

ステラホールで行われました。


この日の成果発表会には職員らおよそ100人が集まりました。


小諸市役所が今年度導入した取り組み「タスクフォース」。

これは、株式会社カクイチが実践しているもので、

経営課題解決や人材育成のために行い

成果を上げている取り組みです。


小諸市と株式会社カクイチは

「まちづくりの包括連携協定」を結び、

公共交通事業など地域課題の解決や

人材育成の分野などで連携して取り組んでいます。


今回小諸市ではカクイチの取り組みを実践することで、

職員自身のスキルアップや職員間のコミュニケーションの向上、

問題解決能力の向上などにつなげようと

初めて「タスクフォース」を導入。


各部署から選出された5人の職員と

管理職職員によるファシリテ―ター1人の

6人からなるチームを2チーム編成しました。


2つのチームはことし6月から

「学校の跡地利用について」と

「市民に認められる職員像」の2つのテーマで

それぞれに課題解決に向けて調査・研究を開始。

この日、チームごとに成果を発表しました。


そのうち、「イメージアップ大作戦」として、

「市民に認められる職員像」について発表したBグループは


  • ひとりひとりがプラスアルファのおもてなしをできるよう、

職員間のコミュニケーションを図る。


  • 見本にしたい先輩を探し、

すばらしいと思う対応を

全職員で共有する仕組みを作る。


などイメージアップに向けた取り組みを提案。

そのうえでこのようにまとめました。


「私たちが目指す信頼される職員について

「挑戦」という視点から考えてみました。

一つ目です。おもてなしを超えて自分から動く挑戦者。

今回のタスクフォースは

自分自身の接遇を見つめなおす機会になりました。

職員一人一人が主体的に接遇を見直すことで

受け身ではなく自ら動く、

そんな挑戦者になって行けたらと思います。

二つ目。市の顔としての誇りを持つ挑戦。

誠実な対応は信頼につながります。

自分自身の言動が小諸市をつくる。

その責任とほこりをもって挑戦していけたらと思います。

三つ目。マニュアルを超えて、

自分だけの接遇への挑戦。

接遇に絶対の正解は無いと思います。

マニュアルを参考にしながらも

相手に寄り添い自分の言葉で対応するということです。

ひとりひとりが目の前の方に合わせた対応を

取り信頼を築くための挑戦です。」


発表の後には連携事業を行っている

株式会社カクイチの田中敬さんも講評を述べ、

「庁内で取り組みを共有して取り組んでいってほしい。」などと

期待を寄せました。


また小泉市長は講評でこのように述べました。


「チームAはテーマが決まっていて

やりやすい部分もあったかもしれませんが、

逆にしっかり調査をして住民のみなさんの意見を聞く

という部分で大変な部分もあったと思います。

Bの方はこれは全職員が

自分事としてやっていただきたいくらい大変なテーマで、

つかみどころのない、

正解のない大変な部分かもしれませんが、

これがいかに多くの職員に伝わっていくか

ということを真剣に考えていかなくてはいけないのかな

と思います。」


小諸市役所では、今回のタスクフォースの評価を行い、

全職員に共有した上で第2回の取り組みに

つなげていきたい考えです。

ゆくゆくは全職員が参加できることを

目指していくとしています。

     
   
 
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