『小諸市学校教育審議会市民説明会(20.7.3)』
小諸市内の小学校では、多くの建物の老朽化が進み、
子どもたちの数も少なくなっている中、
長期的な学校改築計画が必要な状況です。
小諸市教育委員会では、
おととし11月に定めた
「小諸市学校改築・再編基本方針」に基づき、
具体的な取り組みを進めるため、
「小諸市学校教育審議会」を設置。
学校改築や再編について諮問しています。
先週3日にはこれまでの審議内容について公開する
市民説明会が市役所で開かれました。
この日会場には、市内各区の民生児童委員や、 学校評議員など、およそ50人が集まりました。 小諸市教育委員会では、 今後の小諸市の小中学校の在り方などをまとめた 「小諸市学校改築・再編基本方針」を おととし11月に策定しています。
この方針を踏まえ、具体的な取り組みを進めるため、 去年3月には「小諸市学校教育審議会」を設置。 学校教育や行財政、建築など 各分野の有識者ら12人に委嘱し、 学校改築や再編について諮問しました。 審議会では、期限を設けず審議を行い、 意見としてまとめ、 教育委員会へ答申することになっています。 これまで13回に渡って会合を開き、 子どもたちにとって望ましい学校の姿や、 小学校の規模、小中一貫制度の是非などについて 審議してきました。 今回審議会が示した中間まとめでは、 「より望ましい学校の姿」について 『「一人一人」の学びを支える教育』だと 位置付け、 実現するためには、小中9年間を見通した、 継続的、系統的な取り組みが必要と明記。
中学校の校舎が比較的新しいことから、 新たに学校を建設せず、 市内2つの中学校を核とし、 小中学校がそれぞれ独立した形で、 9年間一貫した教育を進める 「併設型小学校・中学校」が望ましいとしました。 この日はグループに分かれて意見交換が行われ、 審議会が提案した「小中併設型一貫教育」について、 様々な意見が出されました。 参加者からは 「子どもたちの学びを最優先に考えてほしい」 「小中一貫教育の実現に向けて スピーディーに進めてほしい」 といった声の一方、 「一貫教育の良さがわからなかった」 「学校の規模によって学びの格差が出てしまうのでは。」 など様々な声が上がりました。
今後審議会では、併設型小中一貫教育を軸に、 小中学校の配置や学区などについて 議論していく予定です。
井出会長 「様々な視点をいただいたということが 何よりもありがたいことだなと思います。 その視点をもう一度一つ一つ検討させていただきながら、 最終的な答申に持っていきたいと思っています。 これから学校教育はそれぞれの学年で 必要な内容を教えていけばいいということから、 育てて行く教育を進めて行くということが 何よりも大切になってきたということですので、 そういう意味で小学校低学年、高学年、中学校の先生も 子どもたちの育つ方向を、 みんなで共有しながら進めていくことが 何よりも大切になるというように、 結論づけたということです。 基盤として私共は併設型の 小中一貫校を進めようという結論にきていますので、 その基盤に立ってくると かなり再編の方向が限定されてくると思っております。 これからどういう形が一番いいのかというところを 議論を深めて決め出していきたいと思います。」
この日会場には、市内各区の民生児童委員や、 学校評議員など、およそ50人が集まりました。 小諸市教育委員会では、 今後の小諸市の小中学校の在り方などをまとめた 「小諸市学校改築・再編基本方針」を おととし11月に策定しています。
この方針を踏まえ、具体的な取り組みを進めるため、 去年3月には「小諸市学校教育審議会」を設置。 学校教育や行財政、建築など 各分野の有識者ら12人に委嘱し、 学校改築や再編について諮問しました。 審議会では、期限を設けず審議を行い、 意見としてまとめ、 教育委員会へ答申することになっています。 これまで13回に渡って会合を開き、 子どもたちにとって望ましい学校の姿や、 小学校の規模、小中一貫制度の是非などについて 審議してきました。 今回審議会が示した中間まとめでは、 「より望ましい学校の姿」について 『「一人一人」の学びを支える教育』だと 位置付け、 実現するためには、小中9年間を見通した、 継続的、系統的な取り組みが必要と明記。
中学校の校舎が比較的新しいことから、 新たに学校を建設せず、 市内2つの中学校を核とし、 小中学校がそれぞれ独立した形で、 9年間一貫した教育を進める 「併設型小学校・中学校」が望ましいとしました。 この日はグループに分かれて意見交換が行われ、 審議会が提案した「小中併設型一貫教育」について、 様々な意見が出されました。 参加者からは 「子どもたちの学びを最優先に考えてほしい」 「小中一貫教育の実現に向けて スピーディーに進めてほしい」 といった声の一方、 「一貫教育の良さがわからなかった」 「学校の規模によって学びの格差が出てしまうのでは。」 など様々な声が上がりました。
今後審議会では、併設型小中一貫教育を軸に、 小中学校の配置や学区などについて 議論していく予定です。
井出会長 「様々な視点をいただいたということが 何よりもありがたいことだなと思います。 その視点をもう一度一つ一つ検討させていただきながら、 最終的な答申に持っていきたいと思っています。 これから学校教育はそれぞれの学年で 必要な内容を教えていけばいいということから、 育てて行く教育を進めて行くということが 何よりも大切になってきたということですので、 そういう意味で小学校低学年、高学年、中学校の先生も 子どもたちの育つ方向を、 みんなで共有しながら進めていくことが 何よりも大切になるというように、 結論づけたということです。 基盤として私共は併設型の 小中一貫校を進めようという結論にきていますので、 その基盤に立ってくると かなり再編の方向が限定されてくると思っております。 これからどういう形が一番いいのかというところを 議論を深めて決め出していきたいと思います。」