『小諸市地産地消推進協力店 認定式(24.9.17)」

           
        Posted on 2024年 10月 16日      
     
        小諸市地産地消推進協力店の認定式が、 17日(火)に小諸市役所で開かれ、 新たに3店舗が認定を受けました。
小諸市では平成22年12月から 地元産品の生産・消費の拡大、 また地域の農業について 知る機会を増やしていこうと、 小諸市地産地消推進協力店 認定制度を設けています。
この制度は小諸の農産物などを 積極的に使用し、 消費者へ広くアピールしている事業者を 地産地消推進協力店として 認定するものです。
今回新たに認定を受けたのは、 「小諸なる小宮山酒店」 「ランプの宿高峰温泉」、 「つぐもりカフェ」の3店舗です。
式には、 「小諸なる小宮山酒店」代表の 岩下順子さん、 「ランプの宿高峰温泉」の 後藤英男代表取締役、 そして、「つぐもりカフェ」 オーナーの 土屋順子さんと 娘の香南子さんが出席。   それぞれに 小泉市長と 小諸市地産地消推進協議会の 中村正明会長から 認定書と認定プレートが 授与されました。   「小諸なる小宮山酒店」は、 シニアソムリエの岩下さんが その知識を駆使し、 ワイン初心者から ワイン通の人まで、 お客様の求めるワインを 探し出すワイン専門店です。 常時数種類の テイスティングワインを用意していて、 カウンター席でくつろぎながら 希少価値の高いワインも 楽しむことができます。 また定期的にワイン会を開催し、 地元食材とワインの マリアージュを楽しめる時間を 提供しています。
岩下順子さん 「歴史は長いのですけれども また気持ちを新たに ここのところ小諸が新しいお店ができて ワイナリーもどんどん増えているので そこをもう一回再確認して 皆様に新しい情報を 自分も学びながら ワインの状況お伝えして 参りたいと思います。 私がこの資格を取ったのは 1996年ですけれども 指導なさってくれた先生が 毎月ワイン会をやっていくことが ワインの成功の秘けつだということで、 それをひたすら正直に守って 11月で300回目を迎えます。 ワインと共に景勝地や こういうところにおいしいお店があるよ、 地形、眺望、こういうものが 見ごろだよということを ワインだけではなく 小諸の観光も含めて 皆様にご紹介して 全体を盛り上げていきたい という試みでいます。」
「ランプの宿高峰温泉」は、 標高2000メートルの野天風呂や 源泉かけ流しの温泉で 絶景を眺めながら 自然に溶け込むことができる一軒宿です。 料理には、信州の魚や高原野菜、 きのこなど 旬の食材を使用していて、 山の幸を存分に味わうことができます。 またスノーシューや星の観望会など 自然体験ツアーも人気を集めています。   後藤英男さん 「これからもっと地域の素材を生かして 特に都会のお客さんが多い うちみたいな宿は やはりそういう地域の食材が 都会から来るお客さんに喜ばれるので、 旬の素材をわれわれが おいしい状態で常に提供していく というのはとても大事なことだと思うし、 こういう今回の認定をいただいた中で そういうものを大いに提供し 都会の人や来る人たちに 喜んでもらいたいな という考えで 頑張っていきたいと思います。」   浅間サンライン沿いに位置し、 八ヶ岳と佐久平を一望できる 「つぐもりカフェ」には、 カフェはもちろんガーデンや 宿泊施設も併設しています。 オーナーの土屋順子さんの 30年越しの夢が叶い、 去年オープンしました。 メニューには地元の 新鮮な野菜やフルーツをふんだんに使い、 丁寧に心を込めて作っています。 今後は、ガーデン整備の 共同作業や地元野菜の料理教室、 さまざまな作家の発表の場なども 提供していきたいとしています。 来月19日()には、 キャンドルナイトと題したイベントも 開催予定です。
土屋順子さん 「今までは地元のものを 使いたいな使えたらいいな という形の中で お料理に入れてきましたけれども、 いただいてこれは積極的に もっとアピールをして もっとおいしいものを お客様に提供しなければいけない と身が引き締まる思いです。 お客様が最初は こんな場所に来てくださるのだろうか と私はいいとおもっていたけれど、 どうなんだろうと 一年間試行錯誤、 気持ち的にはあったんですけれど、 一年経って相変わらず来てくださって 食べておいしいって言ってくださって 景色を見て癒やしされる って言ってくださって やっとここに来て 思い続けてきたことは やり続けてよかったなってそう思っています。 来た人にくつろいでいただきたい、 それだけですかね。 景色を見てガーデンを歩いて お料理を食べていただいてぼーっとして。 うちは温泉施設ではなのですけれども 高峰さんみたいに。 お湯の無い温泉宿みたいな。 癒やしくつろぎ感とか そういったものを ご自身の中から湧き上がる思いを 感じていただければいいなと思います。」
土屋香南子さん 「私たちオープンから 一年ちょっとのお店で ほかの2つの事業所さんは 100年続く事業所だと伺いまして 何事も継続していくのが 大変だなという風に感じていますので、 小諸産のおいしいものを使って お客様に喜んでいただいて できるだけ長く続けていけるようなお店を つくっていきたいなと思っています。」
今回新たに3つの店舗が認定され、 小諸市地産地消推進協力店・事業所の数は 全部で67となりました。     
   
 
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