『小諸市国道141号線 4車線化建設促進協議会(13・5・23)』
さて、私たちの生活道路として欠かすことのできない国道141号線の4車線化に向けて、
23日(木)には、コミュニティセンターを会場に建設促進協議会の総会が開かれました。
この日は、市議会議員や近隣地域の区長など協議会の会員らおよそ30人が出席し、
昨年度の会の活動報告や、今年度の活動予定について話し合いが行われました。
協議会の会長を務める栁田市長は、「暫定2車線となっている箇所の4車線化が強く望まれている中、
私も皆さんと一緒に、4車線化の早期実現に向けて尽力したい」などと述べていました。
この協議会は、市民の生活道路であり、中部横断自動車道へのアクセス道路にもなっている
国道141号線の渋滞の緩和や事故の減少を目指し、国道141号線を早期に4車線化しようと、
平成19年に発足したものです。
国道141号線は、市内平原から佐久市臼田までを結ぶ全長15キロのバイパス道路です。
このうち小諸市分では、中部横断自動車道の「佐久小諸JCT」から「佐久南IC」までの
8.5キロ区間が開通となったことに合わせて、おととしの3月には「美南交番前交差点」を起点に
「佐久IC西」交差点を終点とする「長土呂~御影バイパス」間の四車線化工事が完了。
既に供用開始となっています。
現在は、暫定2車線となっている美南交番前交差点から国道18号平原交差点までの
900メートル区間の4車線化の早期実現が大きな課題となっています。
これを受けてこの日の協議会では、今年度の事業計画として残りの900メートル区間の
4車線化の早期実現に向けて、国や県の関係機関へ要望活動を行う方針が示されました。
また、会の最後には質疑応答の時間が設けられ、会員からは、
「現在暫定2車線となっている箇所は右折レーンが短く、渋滞を引き起こしている」といった声や、
平原大橋での交通事故が多いことを挙げた上で、「一刻も早い実現を」と、
4車線化の早期実現を望む声があがっていました。
現在、国道141号線の暫定2車線区間は、小諸市分の「御影新田~平原」間の900メートルと、
佐久市分の「跡部~石神」間の800メートルです。
小諸市分の区間には橋が含まれていることから、通常の道路の拡幅工事に比べて
費用がかかることもあり、なかなか工事が進まないという現状もあるようです。