『小諸城戦国協奏講演会第4陣 真田家ゆかりの地をめぐる、牧野家当主が語る「小諸城と常在戦場」(16.3.12)』

           
        Posted on 2016年 3月 16日      
     
       

NHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせ、

真田とも縁ある小諸城の歴史をPRしようと

市内では去年11月から

毎月「小諸城 戦国協奏講演会」と題した講演会が行われています。

先週12日(土)には

2人の講師を招き5回目となる講演会が行われました。

会場となった小諸グランドキャッスルホテルには、

多くの市民が集まりました。

この日はじめに講壇に上ったのは

NHK長野放送局キャスターの

萩原早紀子さんです。

真田丸ゆかりの地などの取材に取り組んでいる萩原さんは

取材時のエピソードや

真田丸の主人公である真田信繁の

取材を通して見えてきた人物像などについて話しました。

小諸市では、NHK大河ドラマ「真田丸」を

町の活性化に繋げていこうと、

市や商工会議所、それに観光協会と観光ガイド協会や、

フィルムコミッションが協力して

「真田丸」支援こもろプロジェクトを立ち上げています。

「小諸城 戦国協奏講演会」と名付けられたこの講演会は、

真田丸支援こもろプロジェクトが

真田とも縁ある小諸城の歴史をPRしようと

去年11月から毎月開いているものです。

講演の中で萩原さんは

真田丸ゆかりの地を巡るロケで

小諸を訪れた際のエピソードを紹介。

徴古館に所蔵されている関ヶ原の戦いの際の

徳川秀忠直筆の書状に

宇都宮から出陣して真田を攻めることが

記されていることについて次の様に話しました。

「こういった真田のことを直接せめるぞという資料が残っている、

これは結構まれなことなんだそうですよね。

本当に真田氏とのつながりが小諸にも残っているんだなとそんな実感が出来る旅になりました。」

参加した人たちは、萩原さんの軽快な語り口に

すっかりひきこまれているようでした。

またこの日は、

長岡藩初代藩主・牧野忠成の子孫であり

長岡藩牧野家第17代当主の、

牧野忠昌さんも講壇に立ち、牧野家の歴史やその生き方について講演を行いました。

長岡藩初代藩主・牧野忠成は小諸城に布陣した徳川秀忠のもとで

第2次上田合戦に出陣。

戦では大敗するも、その後、秀忠に忠誠をつくし、

長岡藩の初代藩主となった人物です。

小諸藩主を務めた牧野家は長岡藩から

領地と家臣団を分け与えられたという歴史があり、

長岡藩・牧野家とは深いつながりがあります。

牧野さんはこの牧野忠成も大切にしていた考え方として

牧野家に伝わる「常在戦場」の精神を紹介。

牧野家家中の武士道の教えの中で

最も大切にしていたものだと説明しました。

また、長岡藩と小諸藩とのつながりが伺える

次のようなエピソードについても

紹介していました。

「これは天保の大飢饉として今でも有名な話です。

小諸でも悲惨な状態だったようで食物はほとんどなく、

農民は草や根や藁までお湯に浸して食べたという。

小諸藩は米を借りたいと幕府に願い出たが幕府も米が不足しており、

そこで本家の長岡藩に米3 千俵を融通してもらったと記録が残る。

米は長岡から陸路で送られやっと命をつないだと聞いている。」

2人の講師を招き、真田丸の魅力や、

背景にある歴史について様々な視点から学ぶ

この日の講演会は参加した人たちにとって充実したものとなったようです。

     
   
 
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