小諸高原美術館では、16日(日)までの日程で、
江戸時代に描き残された小諸城の姿を再現した3D映像や、
当時の城の様子を伝える貴重な資料を見ることができる
「小諸城展」が開催中です。
この開催を記念し、8日(土)には、
「復元小諸城 地域文化財の活かし方」と題した
シンポジウムが開かれました。
このシンポジウムは、
小諸城展を企画している小諸フィルムコミッションが、
先人たちが築いた小諸の文化財を活かすことで、
地域の誇りを取り戻すことにつなげていこうと、
企画したものです。
小泉市長を始め、学識経験者ら4人がパネラーを務め、
小諸城などの地域文化財の活かし方について
それぞれの考えを述べ合いました。
そのうち、小諸フィルムコミッションと共に
小諸城を3DCGで再現する
デジタルアーカイブ事業を進めている、
長野大学の田中法博教授は、
「小諸城は他の地域の文化財と比べ、
古文書や平面図などがしっかり残っていて、
再現することができる。
これは非常に大きな財産であり、
地域の多くの人に知ってもらいたい。」などと話しました。
一方、市立郷土博物館で
小諸城に関する古文書の解読などを行っている
斎藤洋一館長は、
「小諸城に関する古文書を読める人を増やし、
そこから発信していくことができれば。」などと述べました。
また、小泉市長は、
「先人が遺したもの、小諸が持っている力を
市民に知ってもらうために発信することも市長の役割。
市民が小諸の良さを知ることが、
小諸に誇りを取り戻すことに繋がる。」と話しました。
パネラー兼コーディネーターとして参加した
元博報堂総合プロデュ―サーの森江宏さんは、
「これからはプラスアルファの仕掛けが必要。
小諸に住んでいるみなさんの思いが小諸ブランドを作る。
その象徴として小諸城があるべきではないか。」と語っていました。
会場には、およそ100人の人たちが訪れ、
4人のパネラーの話に真剣に耳を傾けていました。