『小諸城址懐古園 市の名勝指定へ(19.4.8)』
小諸城址懐古園が、今月8日付で小諸市教育委員会から、
市の指定文化財である名勝に指定されました。
小諸城は、初代小諸藩主、仙石秀久が
1600年頃・戦国時代に完成させたものです。
明治期に払い下げとなった後、
懐古神社を祭り、懐古園と命名されました。
大正15年に、旧小諸町が近代都市公園として
整備に乗り出して以降、
小諸市が懐古園の管理運営を行っています。
名勝の指定に向けては、
小諸市が去年6月に小諸市文化財保護審議会に諮問。
小諸市の歴史と共に歩んできた城址公園であり、
今も残る小諸城の遺構や豊かな自然景観、
文豪・島崎藤村をはじめとする文化人の足跡などが評価され、
名勝にふさわしいと認められました。
指定を受けたのは、三の門や天守台、懐古神社など
およそ12平方メートルの区域です。
小諸市では今後、国の名勝指定を目指していくとしています。