『小諸図書館文化講演会 「浅間山麓に生きた縄文人を追って」(22.7.31)』

           
        Posted on 2022年 8月 9日      
     
        浅間山麓の縄文文化や 小諸市内の石神遺跡などについて学ぶ文化講演会が 先月31日()、ステラホールで開かれました。
「浅間山麓に生きた縄文人を追って」と題して行われた講演会。 浅間山麓の縄文文化や小諸市内の石神遺跡、 そして七五三掛遺跡などについて学んでもらおうと 図書館が企画したものです。 会場となったステラホールには、およそ80人が訪れました。
講師を務めたのは、 御代田町にある浅間縄文ミュージアム元館長で 明治大学黒曜石研究センター研究員である 堤隆さんです。
堤さんは、佐久市出身。 國學院大學大学院博士後期課程修了後、 旧石器時代の考古学を専門に活動。 古代遺跡にまつわる著書を数多く出版しています。
講演会では、考古学が初めての人でも分かるよう 写真やイラストを使って分かりやすく楽しく説明。 考古学の基礎から 小諸市を中心とした縄文文化について話しました。
また堤さんは、七五三掛遺跡で発見された縄文人骨の 新たな研究結果についても紹介。 東京大学の教授がこの縄文人骨を研究した結果、 小諸の縄文人が アワやキビなどの雑穀を食べていたことが明らかに。
「縄文晩期には大陸から栽培文化が流入した。 狩りや採集をベースとしながら、 食のトレンドを取り入れていたことが分かる」と説明しました。 また縄文晩期は寒冷化によって小諸の人口は減少したが そこで栽培文化を取り入れ、食の安定を図った などと話しました。
訪れた人たちは、堤さんの楽しく丁寧な講演に、 興味深そうに耳を傾けていました。     
   
 
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