『小諸図書館 市民懇談会(17.10.4)』

           
        Posted on 2017年 10月 16日      
     
        小諸図書館では、利用者との意見交換の場として 市民懇談会を開いています。 4日(水)に開かれた3回目の懇談会では、 8月に実施したアンケートの 集計結果報告が行われました。
市民との意見交換から、 小諸図書館のこれからの運営方法や 改善点を考えようと開かれた市民懇談会。 小諸図書館が開館1年を迎えてから始まったもので、 今回で3回目となります。
この日は、図書館職員を含め、市民およそ20人が参加。 8月に実施された 図書館の利用についてのアンケートの集計結果が 配布されました。
アンケートの実施期間は、8月1日から27日まで。 回答者は157人です。
図書館に対する総合的な満足度は高く、 中でも「職員の対応」の項目は、 99.3%が満足していると回答するなど、 非常に高い満足度であることが確認できます。
しかし、少ないながらも、不満の声もあります。 自由回答では、 中高生の話し声が気になるといった意見がみられました。
これに対し、参加者からはこんな声も。
「結局今色んなところ行っても若者がなかなか来ないので、 ここは結構学生がいっぱい来てて、活気がいいのかなと、 私は思っています。 大きな声でギャーギャー言っているわけではないので。」

他にも、参加者からは、 絵本のことについて質問しやすいよう、 どの職員がどのジャンルに詳しいか わかるようにしてほしいといった意見や、 暗めの部屋の机には、ライトを置いてほしい といった要望が出されました。
また、図書館の非正規職員の待遇についても 論点に挙げられました。 現在、小諸図書館にいる非正規職員は13人。 1年間の契約雇用で、ボーナスもないといった 厳しい現状にあります。
小泉重好館長は、 「この先も素敵な図書館であり続けるためには、 職員が安定して働ける体制が必要。 何かいい策を見つけ、早急に整えていきたい」 と述べました。
図書館に関する様々な課題を 改めて認識したこの日の懇談会。 小諸図書館では、 今回出た市民からの意見やアンケートの結果を 教育委員会事務局会議で報告し、 より快適な環境作りにまい進したいとしています。     
   
 
TOP