『小諸商業高校野球部へ思いを込めて マイクロバス贈呈式 (23.6.5)』

           
        Posted on 2023年 6月 13日      
     
        小諸商業高校野球部OBで 去年68歳の若さで逝去した笹崎澄雄さん。 長年野球部を応援してきた笹崎さんの思いを 後輩たちに伝えたいと 笹崎さんの妹の敏枝さんが野球部へ マイクロバスを贈呈しました。
今月5日(月)、 小諸商業高校野球部の練習場である第2グラウンドで マイクロバスの贈呈式が行われ、 笹崎さんの妹の敏枝さん、 小諸商業高校坂口健之校長、 そしてOBや野球部の生徒などが参加しました。
挨拶に立った坂口校長は さんの献身的な活動や 野球部との深いつながりについて話し、 感謝の言葉を述べました。
坂口校長挨拶 「本日お越しの妹さんの敏枝さんは 生前のお兄様の野球部を応援する様子を近くで見られ、 その思いを感じられたことで、 その強い思いを後輩たちに届けたいと 本校にご相談をされました。 小諸商業といたしましては 高額なご寄付のお話に大変戸惑いましたが、 笹崎さんの強い思いと野球部への愛情に大変感銘を受け、 ご好意をありがたく受け入れさせていただくこととしました。 敏枝さん本日は本当にありがとうございます。 笹崎さんの思いをマイクロバスという形に変えて、 私たちは大切に大切に使わせていただきます。」 旧佐久町・現在の佐久穂町出身で 昭和44年に小諸商業高校に入学し、 3年間野球部で活動した笹崎澄雄さん。 卒業後も仕事の傍ら、グラウンドや練習試合に足を運び、 後輩たちの活躍や成長を応援してきました。 しかし去年、病に倒れ68歳の若さで逝去。
さんの思いを後輩たちに伝えたいと 妹の敏枝さんが小諸商業高校に相談し、 今回の贈呈につながりました。
今回贈呈されたマイクロバスは、 トヨタ自動車コースターの新車で25人乗りです。 ナンバーは優勝への願いを込めて「1」に。 高校名と澄雄さんの名前も刻まれています。
野球部の西澤彰泰監督は OBや市民へ感謝の気持ちを述べ、 今後の活躍と成長を誓いました。
「今あるものは全て何もなかったところから たくさん応援していただける方々からいただいて グラウンドも道具も設備も、 当然バスもいただいているものだという話を 今朝もミーティングでさせていただきました。 その中の大きな財産の一つとして 必ずこのマイクロバスも引き継ぎながら しっかり感謝の気持ちを選手たちが 野球のプレーで返せるように 一生懸命日々強くなっていきたいなと思いますので ぜひ応援よろしくお願いします。」
また内藤大和主将は 野球に真摯に向き合い続けると話し、 皆でこれまで使用していた学校のマイクロバスを 感謝を込めて清掃しました。 主将内藤大和さん 「日頃より支援をしていただいているということは 自分たちも知っていたのですが、 こうゆう形でバスという形で支援を していただけるということは初めてで 改めて自分たちは野球で野球への姿勢や成果で 恩返しをしていかなければいけないなという風に思いました。 自分たちの103代目の目標が 「甲子園で活躍して恩返しをする」という目標があるのです。 それに一つでも近づけるように日々の練習を全員で積み、 一つでも多く勝って甲子園に行って 恩返しできるようにしていきたいと思います。」
笹崎敏枝さん 「入院して一か月くらいで亡くなってしまったので 本人がもっと野球見に行きたかったと思っているのです。 だから車で子どもたちが乗っていってくれれば グラウンド行ってくれれば 兄も一緒に乗っていっているような気持ちに なれるのではないかなと思って。 ただとにかく好きでしたよ。 毎週土日は必ず遠くても行っていました。 この東信地区でいつも3位じゃなくて 1位になってほしいという思いはありますよ。 上田西、長聖じゃなくて。」
     
   
 
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