『小諸厚生総合病院運営委員会 (16.2.4)』

           
        Posted on 2016年 2月 10日      
     
       

小諸厚生総合病院の運営状況などについて協議する

運営委員会の会合が、

4日(木)、ベルウィンこもろで開かれました。

この運営委員会は、小諸市を始め、近隣の市や町の首長や

医療福祉機関の関係者などで構成するもので、

年に1度会合を開き、

小諸厚生総合病院の経営状況や病院の運営について

協議しています。

今年3月には、小諸厚生総合病院の再構築に向けて、

旧市役所庁舎と南庭駐車場があった場所に、

新病院の建設工事が着工となる予定となっており、

県厚生連の内堀茂理事長は、

将来に向けてしっかりと整備していきたいと

厚生連としての考えを示しました。

また、去年4月に就任した黒柳隆之院長は、

再構築に向けての病院としての課題をこのように述べました。

「就任以来職員が一丸となってこの再構築を推進し、

医師の減少を食い止め、何としてでも増やす。

そして経営の安定を図っていきたい。」

小諸厚生総合病院の医師数は、

平成13年当時は常勤医が48人いましたが、

平成19年以降は40人を割り込み、

平成26年は32人、平成27年は36人と、

10年前に比べて減少している傾向にあります。

会議では、委員の1人である、小諸北佐久医師会の

坂口宇多彦会長が、

新病院建設に向け、

医師の確保についての課題を問いかけると、

黒柳院長は、

医療レベルの向上などを課題として挙げていました。

小諸厚生総合病院の新病院は、今年3月に着工。

来年10月に完成予定で、

開院はその年の12月を見込んでいます。

建築面積は3300㎡。延べ床面積は2万1 千㎡で、

地上7階建て。

病床数は246床を予定しており、

診療科は29科となります。

事業費は、建築費が74億円。

医療機器整備費は9億4千万円で、

そのうちの30億円は小諸市からの補助で。

その他5億円は、周辺行政や国の補助金を充てる予定で、

残りの48億5千万円は自己資金や借入金で賄う予定です。

市役所庁舎や図書館と隣接することから、

小諸厚生総合病院では、

小諸市のまちづくりへも

協力していきたいとしています。

     
   
 
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