『小諸厚生総合病院 第1回病院運営懇談会(16.8.30)』
昭和35年に開院し、建物の老朽化により
現在新築工事が進められている小諸厚生総合病院を、
より利用しやすい病院にするため、
市民を交えた意見交換会が行われました。
この意見交換会は、 来年12月に新病院としての開院が予定されている 小諸厚生総合病院が、 利用者である住民たちの意見を聞き、 今後の病院の運営に生かしていこうと 今回はじめて開かれたものです。 平成24年の11月に、 小諸市と長野県厚生農業協同組合連合会の間で締結された、 「基本協定書」の中にも、 「住民の意見を病院の運営に反映させるため 実務者等による組織を設ける」と記されており、 意見交換会は、これに基づいて設置されました。 この日は、小諸厚生総合病院の医師らのほか、 小諸市の職員や小諸市議会、小諸市区長会、 民生児童委員、PTA連合会など、 市内の様々な団体の代表者が集まり、 病院の運営について意見を交わしました。 新しい病院は、建築面積 およそ3700平方メートル。 延べ床面積はおよそ2万1千平方メートルで、地上7階建て。 駐車場は391台確保されています。 診療科は30科で、病床数は246床を予定しています。
総事業費は72億2000万円で、 小諸市は30億円を上限に 財政支援を行うことが決まっています。
すでに今年3月から工事が行われており、 病院の完成予定は来年10月。 開院は2か月後の来年12月を見込んでいます。
この日参加した市民からは、 新病院となってハード面が整う一方で、 ソフト面も充実させてほしいといった意見が 数多くあがっていました。 特に現在、外来診療の待ち時間が長いことが指摘され、 待ち時間短縮に向けた取り組みは行っているのかとの 質問がなされると、 病院側は、 「これまで30分に3人という区切りで診療を行っていたのを、 最近は10分単位での診療に切り替え、 待ち時間の短縮に務めている」と回答していました。 また、車椅子で病院を訪れた人に対する サポートを強化して欲しいといった声や、 障がいのある人に対しては、 ある程度の理解を持った上で 診療にあたって欲しいといった声など、 様々な意見があがっていました。
そのほか、全国的に問題視されている「医師不足」についても言及され、 医師の確保のため、 新任の医師に対する待遇を 向上させてはどうかといった意見もあがっていました。
初回となった今回の意見交換会。 小諸厚生総合病院では、 今後は年に2回のペースで引き続き開いていきたいとしており、 住民たちの意見・要望をしっかりふまえたうえで、 よりよい病院にしていきたいとしています。
この意見交換会は、 来年12月に新病院としての開院が予定されている 小諸厚生総合病院が、 利用者である住民たちの意見を聞き、 今後の病院の運営に生かしていこうと 今回はじめて開かれたものです。 平成24年の11月に、 小諸市と長野県厚生農業協同組合連合会の間で締結された、 「基本協定書」の中にも、 「住民の意見を病院の運営に反映させるため 実務者等による組織を設ける」と記されており、 意見交換会は、これに基づいて設置されました。 この日は、小諸厚生総合病院の医師らのほか、 小諸市の職員や小諸市議会、小諸市区長会、 民生児童委員、PTA連合会など、 市内の様々な団体の代表者が集まり、 病院の運営について意見を交わしました。 新しい病院は、建築面積 およそ3700平方メートル。 延べ床面積はおよそ2万1千平方メートルで、地上7階建て。 駐車場は391台確保されています。 診療科は30科で、病床数は246床を予定しています。
総事業費は72億2000万円で、 小諸市は30億円を上限に 財政支援を行うことが決まっています。
すでに今年3月から工事が行われており、 病院の完成予定は来年10月。 開院は2か月後の来年12月を見込んでいます。
この日参加した市民からは、 新病院となってハード面が整う一方で、 ソフト面も充実させてほしいといった意見が 数多くあがっていました。 特に現在、外来診療の待ち時間が長いことが指摘され、 待ち時間短縮に向けた取り組みは行っているのかとの 質問がなされると、 病院側は、 「これまで30分に3人という区切りで診療を行っていたのを、 最近は10分単位での診療に切り替え、 待ち時間の短縮に務めている」と回答していました。 また、車椅子で病院を訪れた人に対する サポートを強化して欲しいといった声や、 障がいのある人に対しては、 ある程度の理解を持った上で 診療にあたって欲しいといった声など、 様々な意見があがっていました。
そのほか、全国的に問題視されている「医師不足」についても言及され、 医師の確保のため、 新任の医師に対する待遇を 向上させてはどうかといった意見もあがっていました。
初回となった今回の意見交換会。 小諸厚生総合病院では、 今後は年に2回のペースで引き続き開いていきたいとしており、 住民たちの意見・要望をしっかりふまえたうえで、 よりよい病院にしていきたいとしています。