『小諸出身書作三人展 (26.7.30) 』

           
        Posted on 2026年 8月 13日      
     
       

小諸市出身で小諸西中学校の卒業生として、

共に中学時代に同じ恩師に学んだ3人や

小諸西中学校卒業生たちの作品展が

古城にある江戸時代後期からの

古民家「古城庵」で開かれています。


会場となった古城庵。

入ってすぐの場所に飾ってあるのは、

小諸市で書家として活躍していた

故・虎井暁鐘さんの作品です。


「虎井暁鐘さんを偲んで書作三人展」と

題して開かれている今回の展覧会。


3人とは小諸市荒町出身の

小山雲涯さんと小山溢生さん

そして八幡町に住む林蓼泉さんです。


現在の芦原中学校、

小諸西中学校の先輩、

後輩という間柄の3人。


中学時代に共に、

書家の笹井光雲氏の下で書道に出会い、

その後、これまで60年以上に渡って

書道を続けてきました。


小諸市で書家として活躍していた

故・虎井暁鐘さんも小山さんらと共に

笹井光雲氏の下で書を学んだ同輩で、

2017年10月には小諸高原美術館で

「小諸出身書家3人展」を

開催したことも。


その後虎井さんが急逝し、

再び同じメンバーで展覧会を開くことは

叶いませんでしたが、

虎井さんの親友で小山さんらの

同級生である金山哲也さんの呼び掛けで

2022年4月には「こもろ駅のまど」で

展覧会を開催しました。


そして今回は、金山さんの実家の古民家

「古城庵」で虎井さんを偲び、

再び集まっての作品展が実現しました。


小山溢生さん

出身地なものですからね。

心のそこから何か田舎のために

できることないかなという

思いが積みあがってきて、

友人たちが集まってきて

用意してくれたと。

すごくうれしいですね。

やっぱり金山さんが

一生懸命声かけてくれたし、

林さんも地元にいるので、

その力がやっぱり大きいなと思います。

金山さんのおじいさんが使っていた

家を彼が全部きれいに修復して、

どなたが見てもこれが日本の古民家だと

わかるように再生をしてくれた

わけですよね。

その中に美術品として使えるものを

持ってきて、みなさんに見てもらって

心豊かにしてもらえれば

ありがたいなという思いです。」


今回は、金山さんの呼び掛けで、

書家の3人以外にも

小諸西中学校時代の同級生の作品や

同級生の活躍を紹介する新聞記事、

恩師、笹井さんの書、

美術の教師だった岡村雄二さんの

絵画作品も展示。

 

金山さんらの同級生で

黄綬褒章を受章した建具の名工、

堀部清一郎さんの作品も

展示されています。


金山哲也さん

何かここでみなさんと楽しく

過ごせるものがないかなという時に、

林君からまた3人展を

やりたいなという話があって、

私たちは西中学校の最後の

卒業生ということで、

そういう頑張っているよという

みなさんと一緒に何か

やりたいなということが

いちばんの考えでしたね。

そうしましたら、

私はこういうのを出したいとか、

師弟関係、笹井先生などの

関係の方が協力的に動いていただいて、

作品展を開催できることに。

私もここまでできるとは

本当に思っていなくて、

芦原中学校からこれをお借りするとか

教育委員会にも協力いただいて、

最後の新聞も出てきた。

私たちは髙野先生が

最後の校長先生なんですね、

私の卒業証書、これも貴重ですね。

先生がすぐお近くに

住んでいらっしゃって。

アルバムもあるしすばらしい絵も

ぜひ展示してほしいということで、

大切にお預かりしてきました。」


サブタイトルを

「小諸西中学校師弟作品展」とした今回。

恩師である笹井さんの存在によって

多くの卒業生の作品が集まりました。


林蓼泉さん

一番は笹井光雲先生、

先生のおかげで私たち

今日があるかなということで、

先生には感謝しきれないし、

未だに先生のことを思うと

何とか頑張らなくちゃという

気持ちが出てきますね。

まさにすばらしい出会いを

作っていただいたということで、

心から感謝の気持ちで

いっぱいですけれどもね。

みなさんに見ていただくということも

そうだけれども、

ここまで頑張らせてもらえて

うれしいなという気持ちが

私個人とすれば仲間もそうですけど、

先生亡くなっておられるけれども

亡くなってまで私たちを指導して

くださっているんだなと

そんな思いで感謝して

おりますけれどもね。」


書作三人展、小諸西中学校師弟作品展は

8月30日まで、古城庵で開かれています。


金山哲也さん

いろいろな方が来て当時のお話に

盛り上がるのがいちばんうれしいと

思うんですよね。

この古民家をなんとかみなさんに

利用できる程度に改築できたので、

これからもっとここで

みなさん集まってますます小諸を

盛り上げていきたいなというのが

基本的な考えですね。

初め娘と小諸駅のまどを立ち上げて、

ちょうどコロナの時期から

5年ほどたちますが、

ここで違う意味で小諸を

盛り上げていきたいと思っています。

小諸西中学校、

私たちは最後の卒業生です。

82歳になりますがみんな元気で

ますます頑張っている姿を

ぜひ作品を素晴らしいものが

そろっていますので、

その時の恩師の作品もあります。

師弟関係という今回のテーマですので

ぜひご覧になっていただけたらと

思います。」

 

     
   
 
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