『小諸センゴク甲冑隊が観光客向けに新たなサービス(15.9.30)』

           
        Posted on 2015年 10月 9日      
     
       

最近ではすっかりイベントなどでお馴染みとなった

小諸センゴク甲冑隊ですが、

現在新たな甲冑の製作にあたっているようです。


小諸センゴク甲冑隊。

小諸城ゆかりの仙石秀久をモチーフに

市民有志で結成した甲冑隊です。

数年前から市内のイベントを中心に出陣しており、

観光客からも人気を集めています。

その甲冑隊が着ている鎧。

中には、手作りのものもあるということを

皆さんご存知でしょうか?

とある日の夕方頃、

相生町にある「旧竹澤書店」には、

小諸センゴク甲冑隊のメンバーが集まっていました。

そこで行われていたのは、「甲冑作り」です。

並べられているのは、灰色をしたボール紙ばかり。

これが甲冑の部品になると言います。

小諸センゴク甲冑隊では、このボール紙を使って

これまでに6体の甲冑を製作しています。

そして今回作っていたのは

子ども用の甲冑です。

7年ほど前から活動を行っている小諸センゴク甲冑隊。

最近では小学生のメンバーも新たに加わりました。

イベントに登場すると、必ずといっていいほど

観光客からカメラを向けられている甲冑隊のメンバーたち。

今後は観光客向けに甲冑の試着体験なども

考えていると言います。

この日は、自分たちが着る甲冑の他に、観光客用の

子どもサイズと大人サイズの甲冑も製作されていました。


そんな甲冑隊が、現在ほかに力を入れて行っているのが

殺陣の練習です。

甲冑を着て観光客を出迎えるだけでなく、

迫力ある殺陣を披露することで

練習の指揮を執っているのは、

市内和田在住の舞台女優、

吉祥美玲恵さんです。

15年ほど前に東京で殺陣を学び、

舞台などでも披露してきたという吉祥さん。

これまで市内のイベントなどでは共に演舞を披露しており、

今では小諸センゴク甲冑隊のメンバーとなっています。

小学生の桑原くんも、

吉祥さんから細かい立ちまわりを教わり、

熱心に模造刀を振っていました。

現在は、常時10人ほどで出陣しているという

小諸センゴク甲冑隊。

次回は、今月17日から始まる懐古園紅葉まつりで

観光客を出迎える予定だということです。

     
   
 
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