『小諸まち映画「さかみちラプソディ」来春から制作オーディション開催へ(18.8.10)』

           
        Posted on 2018年 8月 28日      
     
        ひとつの市町村にスポットを当てて作る「まち映画」が、 来春から小諸で制作されます。 これに向けて、10月にはオーディションが 行われることになり、製作委員会が 市役所で記者会見を開きました。
今月10日(金)市役所で開かれた記者会見には、 「小諸まち映画製作委員会」代表の 田中幸城さんと、 同じく製作委員会メンバーの瀬川純さんが出席し、 小諸で「まち映画」を制作するにあたっての思いや、 今後の制作スケジュールについて説明しました。
「まち映画」は、 ひとつの市町村に焦点を当てて制作する映画です。 制作する上でのこだわりとして、 プロデューサーがその地域の住民、 または関係者であること、 出演者には、地域住民を起用すること などを掲げています。 これまで、群馬県を中心に全24作が作られてきました。 製作委員会代表を務める田中さんは、小諸市出身。 野沢北高校を卒業後、群馬県の高崎経済大学に進学。 在学時から、群馬県での「まち映画」の制作に 出演者や制作スタッフなどとして関わってきました。 現在は、群馬県内で勤務しながら、 「まち映画」に携わっています。 今回は、これまでの経験を生かし、 出身地の小諸の良さを映画で伝えたいと、 小諸を舞台にした「まち映画」を企画。 プロデューサーを務めます。 映画のタイトルは「さかみちラプソディ」。 坂の町小諸で生きる親子の絆の物語で、 「音楽のまち・小諸」にあわせて 「音楽」もテーマの一つに掲げました。 10月中にオーディションを行い、 メインとなるキャスト4人と そのわきを固めるキャスト6人、 合計10人を起用する計画で、 劇中歌や主題歌も公募する予定です。 脚本には、選ばれた人の「小諸への思い」を くみとっていきたいとしています。
「小諸のまち映画で「さかみちラプソディ」に 出てくれた子どもたちとか、 子どもたちがいつか将来DVDを 年を重ねたときに見て、 この時まちはどうだったとか、 あのときはこういう感じだったんだっていう 思い出をふりかえるような かけがえのないものにしていきたいな という風に思います。」
なお、監督を務めるのは、 これまで制作されたすべての「まち映画」に携わってきた 映像制作会社代表の藤橋誠さん。 来月2日には藤橋さんをはじめ、プロの俳優を講師に 演技ワークショップを開催します。 10月のオーディションは小学5年生から一般までが対象で、 市内をはじめ近隣の市町村に募集をかける予定。 撮影開始は来年4月。公開は来年9月を予定していて、 あわせてDVDも制作するということです。
「本当に興味があるって形で受けていただいて 構わないと思っています。 例えば、何かの表現活動をしているじゃないと オーディション受けられないということは全くなくて、 小諸への直接的な思いとか思い出とか、 僕らにぶつけていただければ 僕らも考えて選考して、 協力していただきたいと思っているので、 幅広く受けてほしいと思います。 今まで何作品か携わってきているんですけども、 やっぱり一過性のもので終わらないという所が まち映画の素晴らしいところでして、 一つの映画60分の映画協力して 作ったという思いがこれからも続いていくんですよね。 例えば、マラソンのイベントを その製作委員会で改めて企画したりだとか、 演技を志してやりたいと思ってくれた キャストの方々が俳優の道だったり 表現する道に進んでいくとか いろんな効果があると思っているので、 小諸で協力いただいたその方々にも 本当に忘れられないような 一生の思い出に残るような映画に していきたいと思います。」     
   
 
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