『小諸ふるさと応援寄附金500万円受納・「小山敬三画伯の絵画」及び「敬三額」の寄付受納 (14.11.7)』
文化勲章受章者で、小諸市の名誉市民でもある、
故・小山敬三画伯の養女である中嶋蓉子さんが、
このほど、小山敬三美術館の充実のために、
小諸ふるさと応援寄附金と画伯の絵画や額を
小諸市に寄附しました。
7日(金)市役所を訪れた中嶋蓉子さんは、
出迎えた栁田市長と栁沢教育長に、
「小山敬三美術館発展のお役に立てれば。」と話し、
小諸ふるさと応援寄附金として
500万円の目録を手渡しました。
またこれに合わせ、
故・小山敬三画伯がアトリエを構えていた
茅ヶ崎市の自宅の倉庫で見つかった、
画伯専用の額縁19点と、額と共に保管されていた、
30号の絵画「雨後の橋梁(うごのきょうりょう)」も寄附されており、
この日は額縁の一つと絵画がお披露目されました。
この額縁は、「敬三額」と呼ばれており、
スペインの紋様が施された特注のものです。
画伯が生前に注文していたもので、
今回寄附された19点あわせて
750万円相当のものとなります。
また、30号の絵画「雨後の橋梁」は、
画伯が最初にフランスに渡った際の作品で、
制作されたのは1924年。
中部フランスを旅した際に描かれたものと見られます。
画伯の生前に発行された画集でも紹介されているもので、
立体感のある構図が特徴の作品となっており、
価格は1200万円です。
中嶋さんは現在89歳。
今回の寄附に至った思いをこのように話しました。
「美術というのは本と違って、見ていただかないとしょうがない。
見るに値する絵が集まっている美術館であると思う。
ますます充実した美術館になってくれればと思っている。」
小諸市では中嶋さんから多額の寄附を受け、
小山敬三美術館のために、
大切に有効に活用していきたいとしています。
なお、今回寄附された絵画や額縁は、
今後小山敬三美術館で展示される予定だということです。
また、あわせて小諸市には佐久市の方が所有されていた、
小山敬三画伯が追分の風景を描いた6号の絵画、
120万円相当のものが寄附されており、
そちらも今後展示されることになっています。