『小諸ひかりのファンタジー 消灯式(13・2・10)』
ボランティアの力で8年間続けられ、冬の風物詩にもなっていた「小諸ひかりのファンタジー」ですが、
来年は実施されないことが決まっています。
10日(日)には、市民らが見守る中、消灯式が行われました。
この消灯式は、イルミネーションに協力してくれた人たちへの感謝の気持ちを込めて行われたものです。
挨拶に立った小諸ひかりのファンタジー実行委員会の大西優子実行委員長は、
「長い間点灯してこられたのもみなさんのおかげです。」とお礼の言葉を述べていました。
続いて消灯を前に、小諸市消防団ラッパ隊による演奏が行われました。
この日はアンコールを含めて3曲を披露し、イベントを盛り上げていました。
演奏が終わるといよいよ、ラッパ隊の合図でイルミネーションの消灯です。
灯りが消えると、集まった人たちからは温かな拍手が送られていました。
消灯式の後には、近くのあすか小諸に会場を移して、新町区の女性有志でつくる「新町さくらの会」による
豚汁の振る舞いが行われました。
会場にはイルミネーションの片づけ作業に駆けつけた小諸商業高校の野球部員や
相生町おかみさん会のメンバーらが集まり、豚汁をおいしそうに味わっていました。
地域の活性化を目指し、8年間多くのボランティアの手で続けられてきた小諸ひかりのファンタジー。
来年は実施されないことになっていますが、大西実行委員長は、今後も市民有志の手で、
地域の活性化につながる活動が広がっていってほしいとしています。