『小諸で「まち映画」を創ろう!(18.3.31)』
「まち映画」は、 ひとつの市町村に焦点を当てて制作する映画です。 制作する上でのこだわりとして、 プロデューサーがその地域の住民、 または関係者であること、 出演者には、地域住民を起用すること などを掲げています。 これまで、群馬県を中心に全24作が作られてきました。 そんな地域に密着した「まち映画」が、
この春から、小諸を舞台に制作されます。 先月31日(土)には、 映画の企画概要を発表するシンポジウムが開かれました。
小諸での「まち映画」を企画したのは、 今回、プロデューサーを務める 小諸市出身の田中幸城さんです。
田中さんは、野沢北高校を卒業後、 群馬県の高崎経済大学に進学。 在学時から、群馬県での「まち映画」の制作に 出演者や制作スタッフなどで関わってきました。 現在は、群馬県内で勤務しながら、 「まち映画」に携わっています。 映画の制作をしていく中で、
地域の人とのつながりが深まったという田中さん。 この経験から、出身地の小諸で 「まち映画」を自ら企画したいと考え、 去年から度々小諸を訪れ、構想を練ってきました。
田中さん 「これから小諸に来る方、住む方っていう人たちが、 どういう視点でですね、 小諸市を選んでっていうところがちょっと描きたいと思っていまして。 小諸市で暮らしている人と外から来る人との交流だったりとかっていうのを うまく描いていくとともに、 小諸で生きていくっていうのを描きたいなと思っています。」 監督を務めるのは、藤橋誠さんです。 映像制作会社の代表を務める藤橋さんは、 これまでに制作されたすべての「まち映画」に 監督などで携わってきました。 一貫してテーマにしてきたのは、 地域の普遍的な場所や出来事です。
藤橋さん 「よくいろんな町にいくと、 『うちの町には何もないですよ』とかおっしゃる方が多いんですが、 そんなことはなくてですね。 そんなにとりだたされていないような出来事、 それの方がもしかすると外に出たときに キラッと光るものになることが多かったりするんですね。」
「小諸まち映画」は、市民からの意見を聞きながら、 小諸での暮らしに誇りを感じられる作品に 仕上げていく予定。 現段階での素案では、 東京出身のシングルマザーとその娘が、 地域おこし協力隊を務める男性をはじめ、 地域住民とふれあうことで人間愛が生まれていく ヒューマンストーリーとなっています。
制作期間は、この4月から来年3月までの1年間です。 今月、制作チームを結成し、風景などの素材撮影を開始。 6月には、キャストの募集を行い、 10月から本格的な撮影を開始していく予定です。 完成後の来年3月に小諸市内で先行上映会を実施し、 その後、県内外の映画館でも上映するとしています。 あわせてDVDも完成させるということです。
監督 藤橋さん 「この『まち映画』は、あくまで映画を作ることが目的ではなく、 手段として考えていますので、 結果この映画を作ることで地域のコミュニティが生まれたりとか、 そこに重きを置いて作っていますので、 そこの部分が一番おもしろい部分かなと思っています。 プロデューサーをやってもらう田中くんは 大学時代から出演してもらったりとか 映画作り関わってもらってるんですけど、 彼が過ごした町で今度は映画を作るということで、 家族の絆を描きたいということだったので、 そこがうまく小諸で描ければいいなと思っています。」 プロデューサー 田中さん 「小諸に対しての思いだったりとか、 やっぱり形にしたいっていう思いが1番あるっていうところと、 若い人の活躍だったりとかていうことが こういう地方都市に欠かせないっていうのは間違いないので。 関わり方はキャストだけではなくて、 映画っていうのは画に映らないところで支えてくれる人がたくさんいますので、 そこで多く小諸市民の方に関わっていただきたいなと思っていますね。 小諸市って本当にいろんなお宝があるなって思っていまして、 小諸市にいらっしゃる皆さんに 意識してもらいたいっていう風に思っていますので。 出身である小諸の人間がどういう風に小諸をとらえるのか、 そういうところも伝えていきたいかなと思いますね。」