『小山敬三美術館企画展「小山敬三の水彩画」(18.7.19)』
1897年に小諸市に生まれ、 名誉市民の称号をもつ小山敬三画伯。 文化勲章受章者として広く知られています。 油彩画家として名をはせる小山画伯ですが、 生涯にわたって水彩画も多く描いています。 この企画展では、小山画伯の水彩画に焦点を当て、 少年期からの作品、13点を展示しています。 こちらは、14歳のときに描いた懐古園の新緑です。 当時は、写実主義の全盛期。 少年であった小山画伯も、 信州の風景を写実的に描写した作品を いくつか残しています。 その後、1920年、23歳のとき、 油絵技法の勉強のためにフランスへ。 8年後の31歳で帰国しました。 帰国後すぐに京都の風景を描いています。 フランスと異なり、湿気が多い日本を 水彩によって柔らかく表現しています。 戦後は、油彩画の下絵として描くことが多くなりました。 小山画伯にとって水彩画は 絵画表現の研究の場の一つであったと考えられます。 小山画伯の水彩画を 年代を追って見ることができるこの企画展。 9月24日(月)まで小山敬三美術館で開かれています。