『小山敬三美術館 コレクション展(24.1.21)』

           
        Posted on 2024年 2月 26日      
     
       
小山敬三美術館では現在、 新規収蔵品などを飾る 「コレクション展」が開かれています。
文化勲章受章者として広く知られ、 名誉市民の称号をもつ小山敬三画伯。 小山芸術の背景には、 明治以降の製糸業や小諸義塾など、 小諸のまちの歴史が深くかかわっています。
今回の企画展では、 令和4年度に 個人から寄贈された 2作品をはじめ、 12点を展示。 新規収蔵作品に加え、 普段展示機会が少ない作品を ピックアップした企画となりました。
新たに収蔵された作品の一つ、 「長春花」。 画伯のスキルが熟練され、 文化功労者に選ばれた年でもある 73歳のときに描かれた作品です。 モチーフのバラを、 のびのびと色鮮やかに表現しています。
もう一つの作品は、「裸婦像」。 23歳から留学していたパリの画学校で 授業の一環として描いた習作です。 伝統を学び直す目的で留学した画伯は、 そのこだわりの下、 この作品でもデッサンに注力しています。
油絵の他にも、線画、掛け軸の墨絵など 館のコレクションから 選りすぐりの作品を楽しめます。 画伯の作品のなかでは珍しい日本画や、 小諸高校に長年飾られていた作品など、 貴重な作品ばかりです。
中嶋さん 「この展覧会は小規模なものなんですが、 一つは新たに収蔵された 作品のご紹介をしたいということで、 あとその他の作品は展示の関係で 普段なかなかご覧に入れにくい作品なんですね。 それをあえて今回の企画で並べて 皆さんに見ていただこうと、 そういうねらいで行いました。 特に非常に珍しいのが、 そこに掛け軸がございますよね。 お釈迦様が修行を経て 世の中に人々を救うために また出て来られたときの図だ ということだと思うんですが、 小山敬三にしては 非常に珍しい日本画になっております。 小山敬三は油絵の洋画家ですが、 日本画においても 非常に優れた描写力がある というところをご覧いただければな というふうに思います。」   この企画展は3月31日(日)まで開かれています。
     
   
 
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