『小山敬三の海景展(20.1.16)』

           
        Posted on 2020年 1月 31日      
     
        小山敬三美術館では、 小山敬三画伯が海を描いた作品を集めた 「小山敬三の海景展」が、11月から開かれています。
1897年に小諸市に生まれ、 名誉市民の称号をもつ小山敬三画伯。 文化勲章受章者として広く知られています。 神奈川県茅ケ崎市の南湖海岸には 子どものころから足を運び、 1929年には住居兼アトリエを構えました。 海を身近に感じていた画伯は、 各地の海の風景画も数多く手がけています。 この企画展では、画伯が国内外を旅して海を描いた作品 13点を展示しています。 油彩の作品を中心に、 下絵となったスケッチなども展示されています。
中嶋さん 「海はやっぱり山国の出身の人ですけれど どこか頭の中では海と山が一緒にあって、 常に海の風景というのが小山敬三の頭の中で 画題として基本にあったんじゃないかな という風に思います。 山とかお城にない空気感というんですか、 広々した感じというのは 小山敬三の海の絵の特徴の一つだと思います。 そういうところを見ていただきたい、 あとは、スケッチが 今回新たに収蔵品から見つかったんですけれど、 スケッチの躍動感、 それがどういう過程を経て 本画の方に作り込まれているか、 そういうところも楽しんでいただけたらな という風に思います。」
小山敬三の海景展は、3月31日(火)まで 小山敬三美術館で開かれています。     
   
 
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