『小山敬三のスケッチ展(21.6.19)』

           
        Posted on 2021年 6月 29日      
     
       
小山敬三美術館では、現在 作品の基になったスケッチなどを集めた 「小山敬三のスケッチ展」を開催しています。
1897年に小諸市に生まれ、 名誉市民の称号をもつ小山敬三画伯。 文化勲章受章者として広く知られています。
小山画伯は、現場でのスケッチを基に、 アトリエで構図を練り 本制作に臨むという作画スタイルをとっていました。 今回の企画展では、風景や人物など 作品の基になったスケッチおよそ50点を展示。 小山敬三画伯の創作過程に迫ることができます。
中嶋さん 「スケッチというのは現場のいろいろなものを覚えておくというか、 頭の中にしまいこんでおくためのメモのような役割をしているわけなんですね。 風景画家ですから特に風景の構図、山とか川とか湖とか そういうものをどういう風に配置しようというのが 小山敬三の一番の真髄なわけなんですけれども、 それを考えながらスケッチをしている様子がうかがえますね。」
小山画伯が好んだ浅間山のスケッチは ボールペンで山の輪郭を描き、 山の陰影や流れる雲を水彩絵の具などで表現。 変わりゆく雲の動きを素早いタッチで捉えています。
カニやチョウなど生き物を描いたスケッチも展示。 羽を広げるペリカンなどがいきいきと描かれ、 形の本質を捉えようとする 小山画伯の鋭い観察眼をうかがい知ることができます。
中嶋さん 「完成されたバランスのとれた作品を作るにあたって、 どういう過程を経てそういうものが出来上がっているのかっていうのも、 スケッチ展を見ていただくと、 非常によく分かるのではないのかなと思います。 そういう意味でスケッチ自体、 美術品としてご覧頂いて面白いものなんですけれども、 制作の過程をですね、 ひもとく一助になるのではないかなと思いまして企画いたしました。 ぜひ、来ていただいてですね、 実物をよく見ていただくと過程がよくお分かりになると思います。」
「小山敬三のスケッチ展」は、11月8日(月)まで 小山敬三美術館で開かれています。
     
   
 
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