『小商生徒 スマイル小商店街活動報告・寄附 (13.2.28)』
先月28日(木)小諸商業高校の生徒が市役所を訪れ、
昨年秋に行った「スマイル小商店街」の売り上げの一部を市に寄附しました。
この日は、今年度の「模擬株式会社スマイル小商店街」で社長を務めた
3年の嶋﨑絢音(しまざき・あやね)さんと、新年度の社長を務める、
2年の瀬田哲平(せた・てっぺい)さんの2人が、引率の教諭と共に市役所を訪れました。
2人は、小出副市長と栁沢教育長に、今年度の「スマイル小商店街」の活動実績や、
新しい役員らが中心に今年1月から行った「スマイルカフェ」の活動内容などについて、報告を行いました。
「スマイル小商店街」は、小諸商業高校の生徒たちが日頃学んでいる商業の知識や
技術を活かす場として、5年前から行われているものです。
今年度は、昨年の10月20日と21日の2日間に渡って行われ、
当日は校内全体を大きな商店街に見立て、「販売実習」として、
生徒たちが商社などを通じて仕入れた商品が数多く販売されました。
2日間の入場者数は延べ3000人に上り、売り上げは360万円、純利益は12万円となっています。
また、スマイル小商店街の一環として、今年1月15日から1ヶ月間に渡って、
駅前の停車場ガーデンを会場に行われた「スマイルカフェ」では、
新年度の役員となる2年生が中心になって考えたオリジナルメニューが全品100円で販売されました。
こちらは、昨年の2倍近い509人が来店。
売り上げは9万7千円となっています。
活動報告に続いて、この日は、嶋﨑さんから、小出副市長に、「スマイル小商店街」の
売り上げ金の一部が手渡されました。
今回は、純利益12万円のうちの7万円が社会福祉還元金として寄附されています。
小出副市長は、「社会福祉のために有効に活用させていただきます。」と話し、
「小諸市にある高校が地域でいろいろな活動を行っていることは大変ありがたいこと。
小諸市民とふれあえる機会をこれからも持ってもらいたい。」などと話していました。
来年度で6年目の開催となる「スマイル小商店街」。
小諸商業高校では、先輩たちが築いた実績を、今後の活動に活かし、
街一体で盛り上げていきたいとしています。