『小商・小諸高校120周年記念式典(25.10.25)』

           
        Posted on 2025年 11月 5日      
     
       

ことし創立120周年を迎えた小諸商業高校と小諸高校。

両校の創立120周年を記念した式典が

10月25日(土)に、

小諸市文化センターで行われました。


この日の式典には、

両校の在校生や同窓生をはじめ

関係者およそ600人が出席しました。


1906年、明治39年に

小諸義塾の後身として創立した小諸商工学校。

その後、改称や学校改革などを経て、

現在の小諸商業高校、小諸高校の形になり、

2校はことしで創立120周年を迎えました。


あいさつに立った実行委員長の塩川秀忠さんは、

両校のこれまでの歩みを紹介した上で

次のように話しました。


「今私たちが直面する時代は、

グローバル化、情報化、少子化など、

かつてない速さで変化を続けて参ります。

その中にあって、未来を切り開く若者を育てていくことこそが、

私たちの使命であると確信をしております。

本日の記念式典を機に、120年の伝統を誇りとしつつ、

さらに次の世代へとつながる新たな一歩を

踏み出して参りたいと思います。」


また、生徒代表としてあいさつに立った

小諸商業高校生徒会長の

桒原勝海さんと

小諸高校生徒会長の

竹内太夢さんは、

歴史を紡いできた先輩方や

これまで支えてくれた教職員など

関係者に感謝を述べた上で、

次の時代に向けての期待を述べました。


小商生徒代表挨拶

「統合により学校の名前や形は変わりますが、

私たちが小諸商業高校で学んだ日々や

多くの方々から受け継いだ思いは

決して失われることはありません。

これからは新しい学校で、

後輩たちが新しい歴史を築いていきます。

私たちも卒業生としてこれまでの経験を胸に

それぞれの道で力強く歩んで参ります。

小諸商業高校で学んだ時間を誇りに、

未来に向けてしっかりとつなげていきたいと思います。」


小諸高校生徒代表挨拶

「私たちの代が生徒会役員になってから、

新校開校に向けてKDDI共創プロジェクトの一環で、

公式インスタグラムを立ち上げました。

今年度は両校合同生徒会を定期的に開催して、

新校の生徒会づくりを進めています。

また、魅力化プロジェクトで新校をPRするイベント

「こもこもフェスin佐久平を企画し、

来月11月22日に佐久市市民交流広場で開催します。

このように新校開校の年に、

新校開校に向けた土台作りに関わることができたことは、

私の成長につながる貴重な経験であり、私の誇りです。

私たちにとって小諸高校はたくさんの思い出と

出会いが詰まった大切な場所です。

これからの在校生の皆さんが

伝統を受け継ぎながら新たな時代を築き上げ

より良い高校になることを心から願っています。」


来年、令和8年度には再編統合により

「小諸義塾高校」として新たな一歩を踏み出す両校。


式の最後には、両校の校歌斉唱が行われ、

澄みきった伸びやかな歌声が

会場いっぱいに響き渡っていました。


また、式典終了後には、

記念アトラクションとして、

小諸高校音楽科の在校生と

オペラ歌手として世界で活躍する

前島眞奈美さんら

卒業生による演奏が披露されました。

     
   
 
TOP