『小・中学校長期改築計画策定に向けた取り組み 水明小学校の給食を考えるワークショップ(14・7・4)』
小諸市では、将来の小諸市の人口の減少や、
それに伴う財政状況の悪化などを考え、
市内の学校を長期的に改築していく計画です。
これを受けて、市内の小中学校のPTAなどが集まり、
学校ごとにワークショップを開いています。
4日(金)には、水明小学校でワークショップが開かれ、
近隣地域の区長やPTA、
それに近くの住民などが集まりました。
小諸市では、今後人口の減少や、それに伴う財政状況の悪化、
さらにその中で老朽化していく学校施設と、
避けられない課題を抱えています。
市内8つの小中学校を一斉に改築することは
費用的にも厳しいため、
長期的な改築計画をたてて取り組んでいく予定です。
今回のワークショップは、
改築計画に市民の声を反映させていこうと開かれました。
この日は学校給食がテーマに挙げられ、
担当の市の職員から、小諸市の人口推計や
学校ごとの生徒数の推計、
それに給食費の構造などについて説明が行われました。
一通り市と給食の現状について説明を受けたところで、
参加した人たちは5つのグループに分かれ、
今後の対策などについて意見を出し合いました。
グループごとに話し合った後には、
それぞれで出た意見を発表していきました。
中には、子どもたちに農作業をさせて
自給自足で給食費を補ってはどうかという
ユニークな意見も出され、
集まった人たちは興味深そうに耳を傾けていました。
今後小諸市では、8月末までの間に
市内全ての小中学校で同様のワークショップを開き、
PTAや住民からの意見を募っていく計画です。
また、9月以降には「通学区の見直し」をテーマに掲げ、
改めてワークショップを開催する予定となっています。