『学習会「小諸宿を活かして観光商業をおこす」 (23.7.26)』

           
        Posted on 2023年 8月 7日      
     
        「小諸宿の歴史ある建物を活かして、観光商業をおこす」 と題した学習会が 7月26日(水)、市民交流センター会議室で行われました。
本町区まちづくり推進協議会と、 市町区のまちづくりに携わる本陣会が主催のこの学習会。 会場には、観光局やガイド協会など市の関係者を中心に、 市民らおよそ30人が集まりました。   小諸市は昨年度より、 国の「重要伝統的建造物群保存地区 (通称 重伝建)」の選定を目指し、 信州大学に委託して 本町・市町などの歴史的建物の調査を進めています。 重伝建は、国が歴史的価値の高い町並みを選定し、 建物保存の交付金などで永続的に支援する制度です。 選定されると、 ブランド力の高い観光商業地の形成につながり、 活性化が期待されます。   この学習会は、 重伝建に選定されている埼玉県川越市の事例を参考に、 本町・市町周辺の将来のビジョンを考えようと 企画されました。
講師は、元川越市都市計画部参事で、 一級建築士の加藤忠正さん。 川越市役所に入庁した当時は、都市計画などの担当として 歴史的なまちづくりに携わっていました。
川越市にはかつて商店主が 歴史的な町並みを生かしたまちおこしに向け立ち上がり、 様々な国の制度も活用して 魅力的な観光商業地をつくりあげた事例があります。
加藤さんは、川越市のまちづくりによる変化を見せながら、 選定を目指すにあたっての可能性や難しさなどについて説明。 また、重伝建に限らず、有効なまちづくりの手法や 小諸のまちづくりについてアドバイスも行いました。
参加者はみな川越市の事例に強い関心を持った様子で、 「補助金はどのタイミングから出るのか」 「まちおこしに対して後ろ向きな人への対応の仕方」など、 具体的な質問が挙がりました。
清水克彦会長 「「歴みち」っていう本町の通りの修理・修景や、 町屋館の整備等がもう経っても 20数年経っているということで、 それぞれの建物の持ち主の外装ですとか 設備も大分古くなってきていて、 個人の力だけではなかなか今後保存が難しいだろう っていうのが教育委員会のなかでも 問題になってきていました。 そういった形でこれからの本町の通りとか それぞれの建物の活用ですとか そういったものをどうしていったらいいだろうか っていうのを会のなかで話しまして、 重要伝統的建造物群保存地区っていう、 それの国への選定をしていただく っていうのが一番いいだろうっていうことで、 そうするとある程度半永久的に 制度の利用ができて、町並みも、 また建物も永続的に活かされるだろう っていうことで考えました。 そうしたなかで、ただ建物を直すだけでは ある程度活用をちゃんとしていかないと 意味が無いだろうっていうことで、 「町並みや建物は綺麗になったけれども 賑わいがあんまりイマイチじゃないの」 っていうご意見は頂戴していたので、 やはりそのへんを一番どういうふうにしたら 空いた建物に商店が入ったり住む人が増えたり、 そういった建物の活用っていうのを考えたうえで、 川越の先進地は大変有効な学習の場だろう っていうことで今回はお願いした っていうのがいきさつです。」 小諸宿の重伝建選定の調査については、 秋頃に調査報告がまとまる見込みで、 小諸市は今年度末にその調査報告会を開く予定です。   また、今後市が保存条例を制定する際に 地元住民の合意を7割以上得られるようにするため、 本町区と市町区は今後も学習会を始めとした 市民の認知を広める活動を行っていくとしています。     
   
 
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