『学校改築計画づくりに向けた懇談会(15.12.11)』
現在小諸市教育委員会では、
市内6つの小学校をまわって
順次 住民との懇談会を開いています。
11日(金)には、美南ガ丘小学校で、
この懇談会が開かれました。
この日ははじめに、先月16日に発覚した
野岸小学校の耐震対策未実施の問題について、
栁澤教育長が集まった人たちに陳謝しました。
小諸市教育委員会では、市の教育の目指すべき姿を定める
教育振興基本計画を年度内にまとめる予定です。
その上で来年度には、
老朽化が激しい小中学校の改築計画を作っていく方針で、
この懇談会は、その計画に
保護者たちの意見を反映させていこうと開かれました。
この日は、地元の民生児童委員や保護者、
それに市議会議員らが出席し、
学校の理想像や教育のあるべき姿などについて
意見を出し合いました。
出席した人たちからは、近年増えているという
いじめや不登校の問題についても意見が交わされ、
「長期欠席するようになってから対応するのではなく、
欠席の兆候が表れた時点で早く対策はできないのか」、
「学校内にその子の居場所を
作ってあげれば良いのではないか」と言った声が
挙がっていました。
また、市内の他の小学校と比較し、
「子どもたちの自主性を育てるためには
地域の人たちと関わる機会をもっと作ってはどうか」といった
意見なども挙がり、
積極的な意見交換が行われていました。
懇談会は、今日14日の水明小学校、
明日15日の東小学校をもって、
市内全ての小学校で実施されたことになります。