『学校改築「市民懇話会」(16.5.14)』

           
        Posted on 2016年 5月 17日      
     
        小諸市では、去年11月から12月にかけて、 市内6つの小学校の保護者などを対象に、 学校の改築計画などに関する「市民懇談会」を開いてきました。 14日(土)には、この懇談会の報告が、 ステラホールを会場に行われました。
この日会場には、近隣地域の住民をはじめ、 小学生の子どもを持つ親など 100人を超える人が集まりました。 小諸市では、去年11月から12月にかけて、 市内6つの小学校の保護者や地域の人たちを対象に、 市内の小学校のあり方や改築計画などについて考える 「市民懇談会」を開いてきました。 懇談会には、市内6地区合わせて、198人が参加。 日頃から学校に対して思っていることや希望することなど、 率直な意見交換を行いました。
この日ははじめに、市の担当者から 去年行われた懇談会についての報告が行われました。 懇談会に参加した保護者からは、 「子どもたちの安全確保」や「自校給食の継続」、 また、「地域と連携できる体験の機会」などを 学校側に求めるといった声が 共通の意見として挙がっていたようでした。 報告に続いては、参加者による意見交換が行われ、 「学校に求めること」や「学校改築計画の進め方」についてなど、 皆が感じていることを口ぐちに述べていました。
小諸市では、老朽化が進む市内の小学校の 長期改築計画について、 これまで「2016年度を目途に進める」としてきましたが、 去年11月に野岸小学校管理棟の耐震補強工事が 未実施と判明して以降 計画の検討は中断されていました。 そんな中今月10日に行われた市議会全員協議会では、 「小学校の長期改築計画については、 期限を定めず市民の合意形成を図りながら検討する」という 方向性が示されており、 この日の懇談会は、これを受けた形で開かれました。 この日の参加者からは、 もう少し具体的なデータを見ながら 議論したいといった声が挙がったほか、 会の方向性や趣旨を定めた上で開いてほしいという 意見なども出ており、 小諸市では、この日参加者から挙がった意見をふまえた上で、 今後も定期的にこうした場を設けていきたいとしています。     
   
 
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