『大手門の内部材質の調査(19.5.24)』

           
        Posted on 2019年 6月 11日      
     
        小諸フィルムコミッションと、長野大学では、 小諸城の江戸時代の姿を、 3DCGによってよみがえらせる 共同事業を進めています。 5月24日(金)に、3DCGの精度を高めるため、 大手門内部の材質の調査が行われました。 小諸フィルムコミッションと長野大学は、 「小諸城デジタルアーカイブプロジェクト」として 平成26年から、小諸城の3DCGの制作を進めてきました。 平成29年度からは、小諸フィルムコミッションと長野大学、 小諸市の3者で協定を結び、3DCGによる小諸城の復元や、 VR バーチャルリアリティを使った体験、 AR 拡張現実の技術を使ったアプリの制作を進めてきました。 デジタルアーカイブとは、文化資源などをデジタル化し 保存することをいいます。 これにより、文化資源の公開や ネットワークを通じた利用がしやすくなるほか、 劣化や損傷が懸念される歴史的文化財などを 後世に伝えることが出来るという利点があります。 プロジェクトでは 小諸城の各部の寸法や材質、 工法などが記された古文書を撮影し データ化を行った他、 懐古園の石垣の高さなどを測定する 実測作業を行ってきました。 これらのデータを基に、長野大学 企業情報学部 学部長の田中法博教授と 学生たちは、 江戸時代の小諸城を忠実に再現した 3DCGの作成を進めています。 この日は、3DCGの精度を高めるため、 大手門内部の材質調査が行われました。 参加したのは、 田中法博教授と、 望月宏祐准教授、 そして研究室の学生たちです。 大手門の柱や壁、瓦などを 特殊なカメラで様々な角度から撮影し、 質感を再現するためのデータを集めていきました。 長野大学では、今回収集したデータをもとに、 3DCGに質感を反映させ、 よりリアルな小諸城の再現に努めていくということです。
田中教授 「実際に見ていただいた方に臨場感を味わっていただけるような そういった意味で、質感を高めていきたいなって思います。 自分たちの地域にこういう、素晴らしい文化財があったんだ、 ということを、まずやっぱり視覚的に分かってもらいたいなと思います。 小諸城ってその全体として見て、けっこう大きなお城なんですよ。 大きいお城で穴城っていう ちょっと特殊な構造をしてるじゃないですか。 そういうのをしっかり見ていただいて、 さらには細部に見ると、こんな風に建ってたんだ、 ここ今なにもないけど、 当時はこういう建物あったんだとかですね、 あるいは室内を見て、当時はこんな所で、 当時の人たちは生活してたんだっていう文化を、 やっぱり肌で直接的に体験してもらうのは、 やっぱりCGのよさだと思うので、 そこを見ていただければいいかなと思います。」
牧野会長 「今は小諸城に行っても石垣しかないですよね。 その上にどういう建物があったっていうのは想像するしかないんですけれども、 この絵図面によって、CGにしてみなさんに見てもらえれば、 お城行ったときに、 あ、こういうものがあったんだなということが分かりますので、 より小諸城を見学してもらうにも いいものじゃないかと思いますね。」
小諸フィルムコミッションと長野大学、小諸市では、 高めてきた3DCGの成果を、市民に公開できるよう、 今年度中に、図書館での活動紹介展示や、 懐古園内でアプリを使った AR体験などを行っていきたいとしています。     
   
 
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