『夏の高校野球に向けて~小諸商業高校野球部~ (13・7・10)』

           
        Posted on 2013年 7月 16日      
     
       

第95回全国高等学校野球選手権長野県大会が、いよいよ13日に開幕となります。


小諸商業高校野球部。

おととし県大会でベスト4に入ってから 部員の数が急激に増え、現在は当時のおよそ3倍の人数にあたる

58人が所属しています。

チームを率いるのは、就任3年目の竹峰慎二(たけみね・しんじ)監督です。

監督に就任した2年前には、実に47年ぶりに小諸商業高校を県ベスト4へと導きました。

今年は、恵まれた体格の選手が少ないため、チーム力で勝負したいという竹峰監督。

そのため、ベンチ入りする選手を部員同士の投票で決めるなど、

選手間の絆の構築に重点をおいて指導してきました。

その甲斐あって、今年は連携プレーを大切にした考える野球を展開できるようになったと言います。

チーム力の更なる強化を目指し、現在は本番を想定した練習を積んでいます。

守備の面では、1人1人が的確に状況を判断しメンバーと連携しながらその場に合わせて動けるようにと、

監督を中心に フリーノックを使った実践的な練習を行っています。

また、攻撃の面では、バッティングマシーンを使った練習の他に、

こちらも本番の試合を想定して実際に人が投げたボールを打つ練習が重点的に行なわれています。

今年の3年生は8人。

中にはおととし、県大会でベスト4に入った時にベンチ入りしていた選手もいます。

監督の他にOBの矢嶋光幸(みつゆき)コーチや、野球経験者の顧問の指導も仰ぎ、

「プレーで表す感謝の気持ち」をモットーに日々練習に励んでいる選手たち。

一つでも多く勝ち上がって「小諸」の名を全国にPRすることが支えてくれている地域の人たちへの

恩返しだと考えています。

これまで先輩たちが成し得なかった「甲子園出場」という目標を、今年こそは実現させようと

意気込んでいます。

初戦は17日(水)。

松本市野球場で午前11時30分から、松本美須々ヶ丘高校と須坂高校の勝者と

対戦することになっています。

     
   
 
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