『城上町小諸を学ぶ 第1回藤村の描いた小諸(18.5.26)』

           
        Posted on 2018年 6月 6日      
     
       
昔の道や建物が多く残る小諸。 そんな小諸の特徴ある地形を学び、 魅力を再発見する企画、 「城上町小諸を学ぶ」と題した 1回目のまち歩き講座が 26日(土)に行われました。
このイベントは、 歴史や特色ある地形から小諸の魅力を知ってもらおうと、 市民有志でつくる 小諸町並み研究会が企画したものです。 小諸城が穴城だったことから「城上町小諸を学ぶ」と題し、 全5回にわたって、 小諸にゆかりある偉人やさまざまな時代から 小諸のまちの形成史をひも解きます。
第1回となる今回は、市内外からおよそ20人が参加。 「藤村の描いた小諸」をテーマに、 島崎藤村の著書、「千曲川のスケッチ」に出てくる 本町や荒町など、市内各地を巡りました。 藤村が小諸にやってきたのは明治32年、27歳の時です。 恩師の木村熊二に招かれ、 小諸義塾に教師として赴任しました。 「千曲川のスケッチ」には、 藤村が過ごした明治30年代当時の小諸の風景が 鮮明に描かれています。   ガイド協会 清水季志子さん 「36ページの祭りの前夜の1番最後の所にあるんです。 お祭りのことが書いてあるんで。 本町の通には紅白の提灯が往来の人の顔に映った。 その影で私は鳩屋の、鳩屋ってここ! 紙店のKのなぞの手を引き合って来るのに逢った。 いずれも近所の快活な娘達。ここが鳩屋さんて言って。タバコ道具とかね。」
この日講師を務めたのは、こもろ観光ガイド協会の 清水季志子さんです。 清水さんは、本町通りで、 当時、藤村が足袋を作った店があった場所などを紹介し、 藤村が過ごした頃と現在の町並みの変化を 参加者らに説明しました。
参加者 「すごく勉強になります。知っていても名前を知らない、 あと後ろから見たこういう白壁、白と緑の対比が素敵だなと。 季志子さんのお話もとてもよかったです。」
参加者 「(実際に千曲川のスケッチに出てきたところを聞いていかがですか?) 当時はもっと田舎っぽい感じだったんだろうなって思いながら。 具体的な場所のイメージと景色が一緒になって よく情景が思い浮べられると思います。」
全5回にわたり、小諸の魅力を再発見する 「城上町小諸を学ぶ」。 次回は、来月16日(土)、 「戦国武将の考えた小諸の城と町」というテーマで 開かれます。
町並み研究会事務局長 荻原礼子さん 「県下でも有数の大きなまちだった、商業のまちだった。 その遺産がたくさん残っている。 それを1度市民で確認して共有できたらいいなと思っています。 シリーズで追っていくごとに 小諸の魅力っていうのは積み重なって見えてくる。 最後にこれ本にまとめようと思っているんですけど、 城下町から始まって商都になってという積み重ねの中で 小諸の魅力っていうのが生まれてきたんだ、 そのもとに藤村が描いたような地形の面白さがある。 そういうことが見えてくるような本にして 3月にお届けできたらいいなと思っています。」
     
   
 
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